公式エクスポートの予約CSVを機械翻訳で日英西に広げると速い反面、「訳せたのに使えない」事故が起きやすいです。原因の多くはエンジン性能より、公式データの列の扱い方にあります。
スクレイピング由来のデータは対象外とし、公式CSV/公式APIの出力だけを前提に、典型事故3つと回避策をまとめます。効果の%や削減分数は実測がなければ「要確認」です。
■ 事故1:ステータス用語がバラけてフィルタが壊れる
「確定」「Confirmed」「予約完了」などが混在すると、フィルタや集計が一気に壊れます。機械翻訳は同義語を毎回少し違う語にしがちです。
回避策
1. 翻訳前にステータス対応表(日=英=西)を1枚作る
2. 翻訳後、ステータス列だけ用語集で上書きする
3. 未知ステータスは推測訳せず「要確認」行へ
数値・日付列は翻訳対象から外します。
■ 事故2:固有名詞・プラン名を意訳してしまう
施設名・プラン名・集合場所を自然な英語・スペイン語に「直す」と、ゲスト案内と社内表で表記が食い違います。
回避策
・固有名詞列は原文固定(訳し分けない)
・補足が必要なら別列に短い注記
・公式サイトやパンフレットの表記を正とする
スペイン語は英語からの二次翻訳だと長くなりがちです。短い事実文に戻してから西訳する方が安全です。
■ 事故3:個人情報列までまとめて翻訳・共有する
氏名・電話・メール・部屋番号まで翻訳シートに載せると、権限外の人まで見えるリスクが上がります。品質問題ではなく運用事故です。
回避策
1. 翻訳対象から個人情報を外す(またはマスク済みでフロー作成)
2. 案内に必要な最小項目だけ直前に差し込む
3. 「誰が・どこまで見られるか」を一文で決めてからシートを増やす
■ 公式データ前提の短い手順
1. 公式CSVを1つ用意(マスク推奨)
2. 訳す列/訳さない列を分ける
3. ステータスと固有名詞のルールを先に書く
4. 機械翻訳は下書きとし、用語集で整える
5. 週次で実運用の表記に用語集を戻す
■ まとめ
典型事故は (1)ステータスのバラつき、(2)固有名詞の意訳、(3)個人情報の混ぜ込み です。公式データの範囲で列を選び、用語集で上書きすると、日英西が現場で使える表に近づきます。
次の一歩
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用語集つきの日英西整えまで進める場合は、予約CSV翻訳支援もご検討ください。