スマホやタブレットを開けば
世界中の出来事が一瞬で流れ込んでくる現代。
便利さの裏で、私達は『知らなくてもよかったこと』まで
抱え込むようになっている。
これは情報過多による弊害だと思う。
本来、人間が処理できる情報量には限界がある。
にもかかわらず、SNSやニュースは絶え間なく更新され
『見逃してはいけない』という感覚を刺激する。
その結果、比較・焦り・将来への過剰な心配が積み重なり
漠然とした不安が生まれる。
厄介なのは、不安の原因がはっきりしないことだ。
自分の問題ではない出来事にまで感情を揺さぶられ
心だけが疲弊していく。
対処の鍵は『情報を減らす勇気』にある。
すべてを知る必要はない。自分に関係のある情報
自分が行動できる範囲の情報に絞ることで
思考は静かさを取り戻す。
情報は力になる一方で、過剰になれば負担にもなる。
現代においては『何を知るか』以上に
『何を知らないでおくか』を選ぶことが
不安と付き合う知恵なのかもしれない。