定期的にやってくる『世界の終わり』と
『すべては裏で操られている』という陰謀論。
嫌いじゃない。
ちょっとわくわくさえする。
ノストラダムスに始まり、マヤ暦、巨大隕石、AIの反乱
世界の終わりはなぜかアップデートされ続ける。
陰謀論も負けていない。
秘密結社、影の政府、消された真実。
どちらも共通しているのは『それっぽい』ことと
『確かめようがない』ことの絶妙なバランス。
ドキがむねむねしてしまう。
しかし世界の終わりは必ず延期されるし
陰謀は決して完全には暴かれない。
ドラマならクレームが来そうな脚本だが
現実ではなぜか長期連載が続いている。
多分人は『普通の日常』では満足できないのだろう。
世界の裏側に壮大な意味やドラマを見出したくなる。
その気持ちは、少し分かる気もする。
とはいえ、今日も地球は回っているし
近所のコンビニも営業中。
世界の終わりより、トイレットペーパーの値上がりの方が
現実的な問題だったりする。
結局のところ、終末論も陰謀論も
スパイスとして楽しむくらいがちょうどいい。
毎回『今度こそ本当かも』と思いながら
次のアップデートを待つ。それくらいの距離感が
一番健全なのかもしれないね。