大学入試には、一般入試・学校推薦型選抜・総合型選抜など、多種多様な入試方式が用意されていますが、本記事では、編入試験を受験することのメリットを、編入経験者の視点からお話しします。
まず、編入試験には、次のような種類があります。
①2年次編入学
②3年次編入学
③学士入学
この中で最も多いのが、②の3年次編入学です。
③の学士入学は、既に学士号を取得した者(=大学卒業者)が出願できる試験です。主に、医学部医学科で実施されています。
私は③の学士入学を経て、京都大学に編入学し、卒業しました。
私の考える編入試験のメリットは、次の3点から成ります。
①一般入試では到底合格できない大学に合格できる可能性があること
これは編入試験を受験する最大のメリットです。
一般入試では到底手の届かなかった大学にも、編入試験であれば、適切な準備を行うことで合格できる可能性があります。
私自身、編入試験に焦点を合わせたからこそ、京都大学に合格することができました。
編入試験は旧帝大のような高偏差値の大学においても行われているため、受験資格があるのであれば、積極的にチャレンジする価値はあります。
②難関大学を、少ない試験科目で、併願できること
編入試験の試験科目は大学によって異なりますが、一般的には次のような科目の組み合わせになります。
①志望理由書
②英語
③小論文
④専門科目
⑤面接
難関大学の一般入試であれば、共通テスト5教科7科目に加えて、2次試験を乗り越える必要がありますが、編入試験であれば、少ない科目で難関大学を受験することができます。
「英語は得意だけど、数学だけはどうしても苦手」
数学の苦手から、難関大学を諦めた受験生は少なくないと思われます。
しかし、編入試験であれば、英語と専門科目(あるいは小論文)をしっかりと準備することで、難関大学に編入学できる可能性があります。
また、編入試験は一般入試とは異なり、日程さえ重複しなければ、基本的に併願できます。
一般入試であれば、前期・後期、中期を含めても、3回の受験機会しかありません。
このように、少ない試験科目で、難関大学の受験機会をより多く得られる点もまた、編入試験を受験するメリットであると言えます。
③入試制度そのものが、あまり知られていない可能性があること
編入試験はその入試制度そのものが、一般入試に比べて、あまり知られていない可能性があります。
また、仮に入試制度の存在を知っていたとしても、既に大学生活に馴染んだ者が、再び苦しい受験生活に戻り、他大学を再受験することは、相応の覚悟が求められます。
つまり、編入試験という制度を知り、実際に受験する覚悟を決めた時点で、チャンスがあると言えます。
以上が私の考える大学編入試験を受験するメリットです。
私は自分自身の編入経験から、主に編入試験対策の小論文の添削に力を入れています。
受験生の答案を添削していて思うのが、小論文は意外と差がつくということです。
編入試験のメリットして、試験科目の少なさを挙げましたが、裏を返せば、その少ない科目では、しっかりと点を取る必要があるということです。
一部の大学を除いて、高得点を取る必要はありませんが、少なくとも、合格者平均点は上回りたいところです。
私の添削サービスでは、編入試験合格者の立場から、小論文の添削指導を行います。
編入試験は確たる正解のない、孤独な挑戦を強いられる試験ですが、だからこそ、実際に編入試験を経験した者のサポートが有益であると考えています。
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