思春期の子供にとって親はどういう存在であるべき?

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思春期に差し掛かると、子供の様子が急に変わったと感じて戸惑ったり心配になったりすることも多いと思います。

私はワンオペで3人の子供を育ててきましたので、子供の思春期は3回経験をしています。子供の思春期とどう向き合うのがいいのか、いろいろ試行錯誤をしました。今は皆大人となり、お互いにさまざまな悩みも嬉しいことも話ができる関係を築くことができています。

思春期って本当に難しい。
では、子供にとって親はどんな存在であるのがいいのでしょうか。

子供と大人の境目にいる思春期というのは、自分の居場所や存在を作るために、ちょっとしたことで傷ついたり気を使ったりしながら過ごしています。人からどう思われているのか?といったことを気にしだすのも、思春期の頃からですね。

頭ではやらなければならないとわかっていても、やりたくない。
やりたいのにできなくて、モヤモヤする。
誰かと比較されるとつらい。
命令しないでほしい。

自分もそうだったなと心当たりがあるなと感じている方も多いのではないでしょうか。私自身も心当たりがありすぎです。

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子供と大人の境目ですから、親からみるとまだ危なっかしいと思えることも多々ありますよね。危険から守りたいと思うのも仕方ありません。だから細かなことまで口を出したくなるものです。

しかし、子供にとっては自分で選んで進むことを体験し、自立した大人になるためのとても大切な時期です。そんな時に、親が手を差し伸べすぎるのは成長の妨げをしてしまいます。

子供が自分の力で生きていくためには、自分の存在を肯定できる自己肯定感を持つことがとても重要です。

そのために、まず親ができることは「子供を信じること」です。

過干渉をしないこと。親は見守るという強さが必要なのです。ただし、本当に危険なことだけはきちんと向き合って伝えること。そして危険が迫った時には全力で守る姿勢を持つことです。

一人の大人として向き合うことも大切です。

頭ごなしに叱るのではなく、どう考えているのかという意見を聞くこと、自分はこう考えているよと伝える、意見交換をするんですね。その上で、社会の仕組みを伝え、こんな時にこんな対応する方法があるよとか、こんな風に考えると楽になるよとアドバイスをかけてあげるのも良いですよ。

そんなにうまくいかない!!!と思われる方もいますよね。当然です。私も試行錯誤していましたから。それでも、根気よく諦めず、笑顔を忘れないで子供と向き合いました。

あくまでも私の経験から書きましたが、子育てはいろいろな形があっていいと思っています。思春期まで子育てを頑張ってきたご自身をまず褒めましょう。そして、ご自身の子育てに自信をもち、子供と向き合っていってくださいね。

もし、なにか悩んでしまったら、いつでも相談してくださいね。






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