日照・採光シミュレーションのサービスで多くの方から
「○○lx(ルックス)と表示されてもどのくらいの明るさかわからない」
と言われます
私も体感ではわかりませんでしたが体感できる簡単な方法がありました
それをご紹介いたします
〇〇ルックスを体感する方法「簡易照度計」アプリ
Q、〇〇ルックスの数字だけでは明るさのイメージがわきません
A、どう説明したらよいかわかなくて悩みましたが
スマホで照度が測れるような気がしてアプリを探してみたら
すごく便利なのがありました
「簡易照度計」アプリです
(ここにはURLが貼れないので「簡易照度計」で検索してください
下のようなロゴマークです)
iPhoneのことはわかりませんが
「QUAPIX Lite」というソフトがあるそうです
今ダウンロードしたばかりなのですが
・ダウンロードして
・開くをクリックしたら
すぐにデジタルで○○lxと出てきました
窓の日が当たっているところだと3209lx
キーボードの上に乗せると216lx
あちこち家の中を歩き回ってみたら
照明を付けていない洗面所のような暗いところで5lx
確かに暗いですが鏡を使うときには点灯するので
生活には何の問題もないですね
窓の外に向けてみると計測可能な最高値の10000lxです
実際にはもっと明るいのでしょう
この「簡易照度計」アプリおかげで○○ルックスと表示されたデータの大体のイメージが体感で解るようになりました
カーテンの影響
Q、照度シミュレーションの数字は、カーテンがない前提ですか?
例えば、レースの薄いカーテンをつけた場合、
実際の部屋の明るさはこの数字以下になるのでしょうか?
A、はい、遮蔽物のない状態のデータです
型板ガラス、曇りガラスの場合は数値に影響するほどの変化はないとのことです
カーテンなしとカーテン有で比較しました
カーテンなし1063lx カーテン有824lxで約200lx下がりました
計測したのは3時頃で
南西向きの窓の前で直射日光は差していませんがとても明るい場所
カーテンにより日差しが遮られています
一方で日が陰った東側の窓の前はカーテンなしで298lx
レースのカーテンを引いても287lxとほとんど変わりありません
日が陰っている側ではレースのカーテンによる影響が少ないことがわかります
シミュレーションで出た照度を経験してみよう
カーテンか雨戸で光の量がコントロールできる部屋を選んで
簡易照度計で照度を図ってみてください
シミュレーションで出ている数値になるように
カーテンや雨戸で光をコントロールしてみてください
それだけでシミュレーションで出た○○ルックス(lx)を
体感することが出来ます
その明るさで文字を読んでみたりするとより詳しく
照度を体感して理解することが出来ます