日当たりシミュレーションの用語①建物の振れ

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日当たりシミュレーションのやり取りの中での「良くある質問」を解説します
第一回目は「建物の振れ」です

建物が振れているというのはどういう事でしょうか?

【振れとは】
下の図のように建物が南に対して真正面ではなく
角度が付いていることを言います
振れ.jpg

建物が振れていると2つの問題があります

・日射取得の効率が悪い

最も効果的に日射取得できる南中時に
例えば45度振れていると窓の有効幅は0.7しかありません
30度だと0.86位なので大きな影響と見なさないこともありますが
30度を超えると大きな差になってくると評価されます

・日射遮蔽の効率が悪い

関東地方で建物が振れていない場合は
窓の高さ2.1mの場合その1/3の0.7mの庇が出ていると
真夏の南中時の日射を遮蔽することが出来ます
建物が振れていると太陽高度が低くなった時間帯に
太陽が正面に来て部屋の奥まで日が差すことになります
庇による日射遮蔽効果が少なくなります
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