ミックスエンジニアって地味ですよね。

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音声・音楽
こんばんわー!
「ココナラでエンジニア案件って需要あるのかなぁ」と思いつつブログまではじめてしまいました。。

とりあえずコロナでお仕事がないのでスキマ時間を利用してやってみようという下心です。

第1回目なのでエンジニアらしいこと話したほうがいいのかなー。
あんまり「これはこうだ!」「こうすれば正解だ!」なんてのはミックスエンジニアさんそれぞれなんで言えませんが
自分の場合「ボーカル」を録る時どんな風にしているかを書いてきます。
歌い手さんが多いので需要ありそう!

シンガーによってマイクやマイクプリなどを選定するのが一般的ですが、
趣味などで活動しているシンガーさんはマイクは持ってても高価なマイクプリなんて何個ももってないですよね。
そこにお金かけるんならボーカルレッスンいったほうが効果ありますし。

だから機材とか関係ないレコーディングテクニックのお話です。

基本コンデンサー1本でとることが主流なのですが、
弾き語り等は
自分は3本でボーカルを録ることがあります。
「ダイナミックマイク」「コンデンサー」
そしてplacid audio copper phone等の「ラジオエフェクトマイク」の3つ
ラジオエフェクトマイクは名の通りラジオエフェクトで録れる特殊なマイクです。

ダイナミックとコンデンサーは拳1つ分空けてセッティングし、
エフェクトマイクはシンガーの声量によりますが15㎝はなしてオフマイク気味にセッティングします。

これらにはそれぞれ意味があって、
コンデンサーマイクの特性として録れる音域が広いため、音像も拡がって聞こえるサウンドで、ダイナミックマイクの特性として音は中心に寄せたサウンドで録れます。

そこにエフェクトマイクのラジオボイスの歪成分をほんの少し足すことでセンターの高、低域が際立つイメージです。※位相チェック、必要ならば合わすのを忘れずに※

ラジオエフェクトマイクが無くても歪系プラグインなど使用しても再現可能です。

レイテンシーや位相問題で時間を消費したくないので録りの段階で完結させたいので初っ端から録ります。

ボーカルみたいな主役は「存在感」「定位」が大事ですので3つのマイクを駆使して存在感を出しにいくとう手法でした。

ざっくりおさらいすると
コンデンサー → 音の広がり
ダイナミック → 音像の集点を中心に
ラジオボイス → 低、高域を際立たせる
という形でしょうか。

なんかパラレルコンプレッションに似てますね。
質感はパラレルコンプレッションとは違いますけど


ちなみにこの手法は弾き語り等の楽曲でよくやります
バンド編成の楽曲ではここまでする必要はあまりないですね。
もちろん声質によっても結局使わなかったりありますが
あとドラムのレコーディングでも使用することがあります。
海外のドラマーでブレアー・シンタというドラマーさんがドラムキットの
真ん中にセッティングしてました。


「こんな手法もありますよー」的に思っていただけたらと思います。
それではまた。









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