年賀状デザインコンペで採用していただけたんだけど・・・

記事
コラム
さて、これも普通に告知しようかと思ってたんだけど、
なんかここへきて事態がちょっとビミョーだな??と思えてきたので(笑)
どうせここは外部へのリンク張れないし、一般ブログに比べたら読む人も限られるので、思ったことをいろいろ書いてみようと思います。

夏頃に、わたしが利用している別のサイトのお仕事依頼フォームから
とある印刷サービスより、2022年用年賀状のデザインコンペに
ぜひ参加してください!とお誘いいただきまして、
まあどうせこれからフリー素材や有料素材で年賀状デザインはいろいろ作らなきゃならないのでせっかくだから、と
5作品応募して、
そのうち3点を採用していただきました。

一応これ、商品としての採用なので売れたら作家にロイヤリティーが入り、
しかも数多く売れれば売れるほど取り分のパーセンテージも上げてもらえる
というたいへん景気のよろしいお話。
なんですが。

まあシーズンものということで、販売期間は非常に短く
わたしが応募するためにいろいろ資料を物色していた頃は
まだそのサイトでは来年用のデザインは一切公開されてなくて、
採用の通知をいただいてから
初めて販売デザインの一覧を見てみたんですが。

ちなみに
その時点では、まだ公募の入選作は商品ページに掲載されていなくて
既存の契約作家さんたちの作品のみだったんですが

その時点で、すでに1300作品を超えていた(笑)

え・・・そんななんだ。って正直思いました(笑)
わたし、ただの絵描きで基本デザインの才能とかセンスって皆無なんで
これに応募するってことは、デザインのプロの中で勝ち上がって認められなきゃいけないんだ!ぐらいに思ってたんだけど、
自分の想定よりはだいぶ門が広かったみたい。

で、さらに
後日、公募から採用されたデザインの一覧を開いてみたら、
これまた3000点ぐらいありました・・・

あれ・・・
これって、11月1日から12月28日までしか販売されないんだけど。
売れます??
4000点以上の中から、その期間内に発掘してもらえます?
しかも公募外の契約作家って、超有名人とかもいて
その人らは専用ページまであるんだけど。

まあ、最初からご指名で依頼されて描く報酬ほどは、
たぶん出ないだろうなと、
まあでもおこづかい稼ぎ程度にはなるのかなと、
こういうの応募したことないからいい経験だと思って参加したんだけど


すいません。
これ、出さないで自分の素材に回しといたほうがよかったかもなあと
今ちょっと思ってます(笑)
少なくとも販売期間終わるまでは素材に転用できないし
販売期間中に「終わったら素材に転用する」って言っちゃうと
営業妨害になりかねないからね。

でもまーーー、ゼロだろうなあ売上。


一応そう思う根拠は「作品点数多すぎ」と「有名作家がいる」だけでなく、
まずひとつは
昨日まで、キャンペーンで半額くらいで印刷注文できたらしいんですよね。

これはまあわたしが忙しくてうっかりしてたんだけど
このキャンペーンというか、採用されたということ自体
ギリギリまで自分のブログやTwitterで告知できなかった。

で、それはしょうがないとしても
確認したら、このキャンペーン期間内の自分の売り上げはゼロ。

いやまあ、このキャンペーン自体
やってるって気づいた人何人ぐらいいる?って感じではあるんだが

でもわたし個人による告知の宣伝効果なんて微々たるものなんで、
販売開始からたった1週間のキャンペーン期間中に
4000点以上の中から発掘してもらうって
そもそもおそろしくハードル高くないすか・・・。


って思ってたところへ、
本日あらたなメルマガが届く。

なんでも、コンペでデザインを募ったのちにさらに
人気投票企画を開催しているそうだ。

で、その概要説明ページを見てみたんだけど

まず、その人気投票企画自体が、一般客を相手にしたものなのか
クリエイターだけでの話なのかがよくわからない。
少なくとも説明内容はどう見てもクリエイター向け。
要は、参加すればクリエイターがいかに得するかっていう話しかしてないの。

でも
投票は一人一票かぎりなのね。

一等賞をはじめ上位に選ばれたら
クリエイターに特典があるので、
そんなの他人に投票するわけなくないすか。
自分に投票するにしたって、何点か採用されてるうちの
1作品にしか投票できないわけだし。

しかもさ

その企画開催のページ、
一般向け本サイトのトップページからリンクされてない(笑)

え・・・もうどうゆうことよ???
一般客は投票できないの?
ちなみに自分の作品の個別ページにも、
企画開催ページへのリンクや投票ボタンらしきものはなかった。
じゃあやっぱりメルマガを受け取った作家だけでやるのか。

作家さん何人いるか知らんけど、
全員が自分の作品の1つに1票ずつ入れる以外の票が入らないとしたら
どーやって一番とか決めるんだい???

と、不審に思いつつ何度もサイトを読み返してたんだけど、
これ、上位には賞金が出るって書いてあるんだけど
金額が思いのほか高い。
いや高いったって5ケタだけど。
でも、こんなの普通あまぞん商品券2千円分とかじゃない?
だって、これじゃたぶん投票できるのってメルマガ受け取った人だけだし
それも全員ちゃんと読んで投票までしに行くかって言ったら
絶対そうじゃないでしょ。
そんな母数の少ない人気投票で上位になったくらいでそんな大金ポンと出せるなら、公募なんかしないでちゃんとギャラ提示して作家に依頼すればいいのにって思いません?

さて、「人気投票」ははたして本当に行われるのか。
そして本当に一等賞は厳正に選ばれ、
そして賞金は受け渡されるのか・・・!
・・・あ、いやもちろん受け渡されると信じてますよ~、もちろん(笑)


てゆーかさー。
その賞金金額を見て思い出したんだけど、最初にお誘いもらったとき
応募要項にロイヤリティーの説明も図解してあったんだけど、
そこでもいかにも何万円もガッポガッポ入るかのように書いてあって、
まあわたしは一応こういうものの相場も知ってるから
「へー、まあ儲かる人は儲かるのかもねー」ぐらいに思って
決して自分もそのレベルに稼げるという夢までは見ていなかったんだけど、

なんだかねー。
今、「見せ金」というお下品な言葉が
やたらと脳裏に浮かんでおります(笑)どうしたことかしら。


例によってメチャクチャ怒られそうなことを書いているので
やばいなと思ったら消します。
どこのサイトかというお問い合わせはご遠慮ください。

でもココナラあたりで活動してる作家さんにもお誘い行ってそうだけど。



追記。

この後ふと、前の号のメルマガも読み返してみたら
先週半額キャンペーンとはまた別のキャンペーンをやっていて、
Twitterでハッシュタグをつけて呟いてくれたら
抽選でこれまたまあまあな額の賞金当たるとか言ってた。

上の記事書きながら、
でもこの人気投票って、実質行われないとしても(あ、言っちゃった・・・)
何の得があるんだろう??と謎だったんだけど、
あ!!!
そうか宣伝効果か!
と、突然わかった(笑)

というのも、
さっきこの記事を投稿した後、一般向け外部ブログに
一応こんな人気投票やってるみたいよ~、という当たり障りのない記事を書いて、末尾にこそっとこの記事も貼っておこう(笑)と思ったんだけど、

そうか。
投票企画自体は実質成立せず賞金獲得者がいなくても
まさにこうやってブログで告知して読者に投票を呼び掛けたりすれば
宣伝費をかけずに宣伝になる。
抽選で当たる賞金をエサにクリエイターたちにTwitterで拡散させれば
宣伝費をかけずに宣伝になる。
あー同じやん。なるほどねー。

と気づいた直後にそのブログ記事消しました(笑)
もーあほらしすぎるわ。
そんな見せ金に踊らされて告知記事書いたりしてる時間に
どんだけ他の仕事できる思うねん。


一応、販売期間が終了してもしそれなりに儲けさせていただいたあかつきには
この記事を削除しつつ全力でそのサイト様へ向けて土下座したいと思います。
どうぞおたのしみに。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す