気楽に読んでください、呼吸のおはなし ~その33~

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いつも読んで頂き誠にありがとうございます。
今回は記念すべき33回目です。
33は僕に取りまして特別な数字です。
ご参考までに、歳はもっともっと行っちゃってます。
さあ、その記念の回、普通に(いつも普通じゃないけど)昨日の続きといきましょうか。
服のしわを整える話でしたよね。
肌への接触感がもたらす心身への影響は、結構大きいです。
スポーツ選手などはパフォーマンスの最中、しょっちゅうユニフォームをいじくり倒しますし。
髪の毛もそうですね。髪型として決まってるかが気になるだけなら当たり前なんですけど、前髪とおでこや眉辺りの触れ感が気になって何度も直すことってありませんか。
ボクシングの元世界王者山中慎介さんなんか、試合中打ち合いの中のちょっとした合間にさえ前髪を直すしぐさがそれはそれはよく見られました。
ちょっとした肌への接触感で、違和感の類のものを人は頻繁に削除しに掛かっています。
昔ながらのハチマキやタスキ。あれらも、きっと締める時には自分のベストの位置と締め具合を念入りに微調整する筈です。
もしもそのオーダー通りに締められないのなら、きっとしない方が増し、それ位、肌に触れるものの情報と影響は大きいのです。
それで、昨日は元からその人の肌に触れている衣服を通して、相手の呼吸や気分に寄り添うことをご提案した訳ですが、如何だったでしょう。
そしてこれからいよいよあなたの手で、握手のような日常生活にも普通にあるような方法とはまた違ったやり方で、大切な人の体と呼吸に触れてゆくことになります。
握手の延長でそのまま手指を使った呼吸のやり取りも面白いですが、ちょっと視点を変えますね。
肩甲骨。
相手の、背中の上の方に左右一対、計二つある肩甲骨を探してみてください。
背中の筋肉の付き方、発達度合いによっては分かり難いこともよくあります。
相手が不快にならずに、くすぐったがるようことがない配慮のある触り方で、相手の体や呼吸に敬意を払いつつも、それが過度の緊張となって相手にまでそれが伝わったりしないような、そんな触れ方で、相手の方の肩甲骨の位置や大きさを確かめてみてください。
こんなたくさんの諸注意事項を言われると、緊張せざるを得ませんよね。あんまりびびって恐る恐る触ると却ってこそばゆくなったりしますよ。
こんなところにも既に、自分自身の体や呼吸を本当に大切にして来た経験がどれだけあるか、それが活かされて来ます。
まあ本当は、気心の知れた間柄の方と、少々お互いに緊張しながらでも、楽しく会話しながら、例えば、「ここで合ってる?」とか、「もう少し下の方まであるよ」とか、確かめ合いながら進めて頂くのが良いと思います。
そして、その見付けた肩甲骨に、自分の両手を左右それぞれあててあげる。それが今回ご紹介する呼吸のケアです。
立ってやっても座ってやっても結構ですが、例えば一所懸命さが出過ぎると、押してる積もりはこれっぽっちも無いのに、相手を背中から押してしまっている、そんなことが起きます。
相手の肩甲骨に手をあてることは、押すことではありません。
相手の姿勢保持に、力感としての影響が無いように、静かに優しく触れてあげる必要があります。
そうしてどうするか。触っている人は、否応なしに相手の呼吸が肩甲骨の動きを通じて掌に伝わって来ますから、それをひたすら感じてあげてください。まるで肩甲骨で掌を揉んでもらってでもいるかのように。
触ってもらっている人は、触れてもらうことで、自分の肩甲骨が呼吸と共にこんなにも動いているということを認識しやすくなりますので、それをゆっくりと味わってください。
それから、相手の手の温かさなんかも、せっかくですから堪能してください。
普段から頑張ってる人も、そうでない人も(笑)、眠くなるかも知れません。欠伸もいっぱい出るかも知れません。
お互いが疲れもせず心地好い時間を共有出来たら、名残惜しさを振り払って手を離してあげてください。
そしてここからが本番です。
触っていた人は、今まで自分が手をあてていたその背中の、呼吸の動きはどう変わったでしょうか。優しい眼差しで暫く見守ってあげてください。
そして、触ってもらって、解放された背中、肩甲骨の辺りを、本人はどう感じるでしょう。
心行くまでゆっくりじっくり味わいましょう。
自分では一生肉眼では見ることが出来ない自分の背中に、こんなにも豊かで温かな呼吸があることを、初めて味わうひと時となるやも知れません。
気分はどうでしょう。一人一人としても、お互いに共有している場としての雰囲気や感じは。
ブログでご紹介出来るのはここまでで、後は実践された皆さん其々の感想が最も大切なのは言うまでもありません。
チャンスがあれば、是非何方か大切な人とお互いにやってもらいたい呼吸のケアを一つ、ご紹介しました。

つづく
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