前回は、「老後2000万円問題」とは一体どういうことなのかということを解説しました。
今回は、どのように老後の生活資金の問題解決したらよいかというところにフォーカスします。
私自身は、仕事による収入を多くすることで資産を作れることができればそれに越したことはないと思います。
ですがある程度、歳をとると難しい現実がどうしても見えてきます。
貯金だけで資産をつくるにしても今の低金利の時代では限りがありますし、すぐATMで引き出しができてしまうことで結局そこそこ貯めたところですぐ使ってしまう可能性もあります。
そこで国が薦める資産作りの定番を使ってみてはどうかということです。特別なゼッタイ的な方法があるとしたらほぼ詐欺の可能性があります。
さて定番というと何かというと以下になります。おススメ順・易しい順で書き出します。
①個人型確定拠出年金(iDeCo:イデコ)もしくは企業型確定拠出年金(401K)
②NISA(少額投資非課税制度)
③特定口座による投資信託やETF、個別株式による投資
今回は三つ上げましたが、①の個人型確定拠出年金(iDeCo:イデコ)について私の経験や成績なども含めて書きたいと思います。
個人型と企業型の違いは、拠出するのが個人なのか企業なのかによります。
企業に401kの規定がない場合、自分でiDeCoで運用するしかありません。
両方同時にやるためには条件等を確認する必要があります。ですがここでは割愛してiDeCoについて語ります。
このiDeCoは、リスク資産に20年から30年ぐらいの投資運用期間があると確率的に見るとかなり有利になると思われます。20代から少しずつ資産形成することができれば生きた金融・経済を知るうえで役に立ち人生に学びがあることを実感することができます。
では次回、個人型確定拠出年金(iDeCo:イデコ)を詳しく説明したいと思います。