テクノロジー「エストニア戦線」

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【無人機開発】





今回ロシアが
エストニアの無人走行車に
生死を問わず捕獲命令を出し
賞金首にしてしまいました。

賞金首をかけられた兵器は
エストニア製無人兵器
「THeMIS」と言う遠隔操作型の
地上用走行車両。

この走行車両にかけられた
賞金金額が100万ルーブルで
日本円で約「240万円」と高額で
ロシア軍人の給料の4年分です。

今ロシア軍人の給料は
傭兵の3年契約が約190万円で
徴兵軍人の給料が
1月3600円だそうです。

ここまでの賞金を出して
エストニア製の無人軍用車両を
ロシアが確保したい理由は
無人機開発の遅れがあります。

無人機開発の最先端は
航空機がアメリカとドイツで
2足歩行兵器もアメリカで
走行車両がエストニアなのです。

この走行車両は
物資や武器を兵士に運べ
最大で750㎏~1000㎏までの物を
搭載して走行可能。



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【情報戦】





この賞金首をかけたのは
ロシア軍とつながりの深い
モスクワに拠点を置く
民間の「CAST」と言う会社です。

この会社は
戦争における戦略や
テクノロジーを分析して
情報を売ってる会社です。


最近この会社は
エストニアの無人兵器「THeMIS」を
ウクライナの民間人を非難させる為
使われてる事を知りました。

現在ロシアの無人兵器は
全世界から見るとすごく遅れてて
その為この「THeMIS」を調べて
自国の無人兵器を作りたいのです。

なのでロシアは
「いかなる手段を使ってでも
THeMIS捕縛者に賞金を提供する」
とロシア軍人に命令を出しました。

この無人機を作った会社は
エストニアの防衛関連企業
「ミルレム・ロボティクス」と言う
ロボット開発会社です。

NATOに加盟してるエストニアは
NATO各国にこの無人走行車を
かなりの数を提供してて
ウクライナにも提供開始しました。


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【無人戦車】





エストニアが作った「THeMIS」は
キャタピラで走行する土台の上に
様々な用途に合ったパーツを
取り付けて運用できます。

けが人を運ぶ為のベッドや
人が乗り込む為のかごや
武器やレーダーを取り付けて
運用が出来ます。

遠隔操作用の電波に
衛星や手持ちの操縦機の電波や
遠くのドローンで中継させた
電波も受信できます。

走行速度が「約35㎞」まで出せ
車両の台が360度回転させられ
車両の反動に耐えられる武器なら
何でも装備可能。

更にこの技術を応用して
本物の戦車の無人化に成功し
これにより戦場の兵士の犠牲を
最小限に抑える事が出来ます。

この無人戦車の名前は
「Type-X」と言う車両で
基地の警備やパレードの警備や
イベント警備用途との事。

「Type-X」大きさは
全長「6m」
全幅「2.9m」
全高「2.2m」



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【無人の戦争】





この無人戦車「Type-X」には
警備やパレードやイベント様なのに
何故か展示してある物に戦争で使う
40mm機関砲が装備されてます。

しかもこの戦車の説明文には
「機械化部隊の忠実な友軍」
と書いてあるところを見ると
もう完全に軍用として作ってます。

この機械化部隊と言うのは
友人機1つに対し複数の無人機で
1部隊を作り上げるロボット部隊で
UASと言う名前で研究されてます。

このロボット部隊は
無人機の偵察機を飛ばし
得た情報を元に人が作戦をたて
AIロボットが戦術をとる物です。

日本の防衛省も現在使われてる
F-2戦闘機の後継機として
次期主力戦闘機を無人機にする
計画をたててます。

欧米では
この無人機部隊UASの事を
「ロイヤル・ウィングマン」と呼び
これが忠実な友軍と言う意味です。


無人機に後れを取ってるロシアは
「戦闘状況下で敵が使用する兵器を
捕獲して研究する事が技術の遅れを
取り戻す方法だ」と述べてます。

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