バレンタインデー。

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コラム
もうすぐバレンタインですね。

英語ではSt. Valentine's Dayと表記されます。St.は聖人を意味するので直訳すると「聖バレンタインの日」。
今回はそのあたりの意味も含めて触れていきましょう。

諸説ありますが、今回は最も知られているものをご紹介。
バレンタインの起源は1700年以上も前、3世紀頃のローマ帝国までさかのぼります。
当時の皇帝クラウディウス二世は若者たちの戦争への士気と家族や恋人との関係について悩んでいました。
つまり大切な人がいると戦争に行きたがらなかったり、生きて帰るために命を惜しむ(=戦いに消極的になる)兵士が現れるということですね。

その問題を解決するため、なんと皇帝は兵士たちに「結婚したらアカンで!」という禁止令を出したのです。

これに反発したのがウァレンティヌス司祭。
嘆き悲しむ兵士達、そのカップル達のために「ええんやで」とコッソリ結婚式を挙げます。やるやん

これを知った皇帝は激おこ。
皇帝「勝手に何してるねん!」
司祭「ええやろ別に!させたったらええがな!」
皇帝「アカン言うとるやろ!お前処刑な!!」

という会話があったかは知りませんが、これを機にウァレンティヌス司祭は投獄され、のちに処刑されてしまいます。その日が2月14日。

そして亡くなり過去の人となったウァレンティヌスは聖人として扱われ、聖ウァレンティヌスと呼ばれるようになります。
(一般的に宗教ではその教えを全うして亡くなった人、特に模範となるような生き方をした人物を聖人として迎え、名前の前に聖をつけて呼称します)
だから聖ウァレンティヌスの日=セント・バレンタインデーという呼び名なのですね。

それが時を経て愛の日とされ、さらに日本ではチョコ会社の戦略が加わり「女性が愛とともにチョコを贈る日」と認知されているのが現代。

ちなみに私の職場では女性社員が一人しかいないのですがバレンタインにチョコを配るのが「めっちゃめんどくさいわー」とボヤいていたので、皆でしっかり話し合って配るの自体を止めにするか、さもなくば私が義理サンダーを箱買いして全員に投げつけようかと思案中です。

ウァレンティヌスも恋人たちの背中を押しこそすれ無理強いはしなかったのだから、節度ある一日にしたいですね。(おわり)
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