国家資格キャリコンになるために通らなきゃいけない資格試験。
学科、論述、面接実技試験があります。
その中でも私が一番ネックに感じたのが面接実技試験。
もちろん面接の実技試験に向けて何度も練習を重ねていましたが、自信がつきませんでした。
また練習を重ねる度に出てきた沢山の課題を持っていました。
以下、私の抱えていた課題です。
①試験管役の方の目が気になる
②話が行ったり来たりして、同じ質問を何度もしてしまう
③口頭試問の時、緊張して言葉が出てこない・要約できない
④クライアントに寄り添うって何?
もっとありました(笑)
これって実技のロールプレイングで慣れたら解決できるもの、何度やってもできないものがありますよね?
私は①試験管役の方の目が気になるについて言えば全然解決しませんでした。
ではなんで試験当日に解決できたのか。
それは自分と向き合って、言語化したからです。
まず、何で『試験管の目が気になってロープレに集中できない』って思うのか自分に問いかけました。
回答は『試験管は私の粗を探しているんじゃないかと思っているから』
そこから更に深掘り。
なんで『粗探ししている』と思うのか?
それはロープレ中に言われてきた数々のフィードバックが根源だと気づきました。仲間のフィードバックは私のためを思って、言って頂けてた事だと分かってはいたものの、改善点を挙げられて時、打たれ弱い私はズバズバ言われると心にチクチク刺さりました。
うまくできたと思っても『寄り添う気持ちが伝わらない』『質問の意図が分からない』などのお言葉。コンプリメントより改善点が遥かに多かったのです。ロープレ会場からの帰り道、フィードバックを振り返りながら凹み続ける心をなんとか持ち直し、家についてからも頑張って家族の夕食を作りました。
その時間は辛いものでした。
そんな事を思い出しながら気づいたのが、フィードバックをしてもらったのはロープレ仲間で試験管は初見の方だという事。
しかもフィードバックはしない存在。
今までの私なんか知らない。
だからきっとあったかい目で見てくれるはずだ。
そして試験管は怖い人ではなく”優しい人”だと勘違いしようと思ったのです。
勘違いは誰にでもあるし、良い勘違いだったら自分にもメリットがあるものだと私は思います。そんなこんなで自分の心を軽くして試験に臨むことができました。
そんなマインドのまま面接会場につくと、試験管に会うのが楽しみになり、笑顔で『よろしくお願いします』と言えました。
そんな自分を試験後、たっぷり褒めてあげましたよ(*´꒳`*)
もしよろしければお試しください*