スタジオミュージシャン

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音声・音楽
こんにちは、hrperficioです。
本日も報道で訃報があり、トランペット奏者の数原 晋さんが亡くなられた
そうです。
色々なミュージシャンとのセッションやレコーディングに参加されており、
ポップ系でトランペットといえば数原さんがクレジットされていることが
多かったと思います。

数原さんについては詳しい話がわからないですが、このところスタジオ系
で活躍したミュージシャンの方々の訃報が続いているので、今回はスタジ
オミュージシャンについて取り上げます。

スタジオミュージシャンは主にレコーディングで曲やアルバム単位で契約
して演奏するミュージシャンです。
ソロで活動するアーティストや普段はグループやユニットで活動している
ミュージシャンがソロ活動を行う場合に呼ぶことが多いです。
そのため、お気に入りのスタジオミュージシャンがいて、いつも呼ばれる
場合があったり、普段とは別の音作りをするためにグループやユニットの
メンバーとは異なったコンセプトで曲を仕上げる場合などに呼ばれ、仕上
げ状態を想定しながらミュージシャンが選定される場合もありました。
もっと昔だと歌謡曲全盛の時代は各レコード会社の契約・専属でミュージ
シャンがいて、こういった人がフリーでその後活動していることもありま
した。場合によってはこういった人たちが集まってグループやユニットが
新たにできて、パーマネントな活動に発展することもありました。
海外だとTOTOが有名です。

スタジオミュージシャンはまず譜面が読めなければならず、スタジオに入
ってから初見で演奏を行うといったことが求められます。
また、曲の内容に合った演奏をしなければならないため、あらゆるテクニ
ックやジャンルに精通していることが求められる過酷な仕事でした。
また、掛け持ちで活動を行うことも多く、指名の多いミュージシャンだと
寝る暇もないといった状態だったそうです。
今でも有名なミュージシャンの中には若い頃にスタジオミュージシャンと
して活動していた人も多く、色々なところに顔を出している人は意外な曲
やミュージシャンと共演していたりします。
私もそうですが、メインのミュージシャンよりもこういったサポートをす
るミュージシャンに興味があって、その曲やアルバムを聴くといったこと
もありました。
昔は音楽雑誌も多くあって、必ずレコード・アルバムレビューが掲載され
ており、特に楽器専門誌ではスタジオミュージシャンの参加やその演奏に
レビューが充てられることもあって、これを見てからレンタルで借りにい
って聴くといった感じでした。(今だとYoutubeで見ると同じです。)

時期によっては同じミュージシャンが重複して指名されることも多く、こ
こでも、あそこでも弾いているといった状態で、トレンドなんでしょうが
どれを聴いても同じに聞こえてしまうという現象もありました。
どうしても演奏者も楽器も音処理も同じとなればそうなっても仕方がない
わけです。
今も基本はそうですが、80年代頃からはアマチュアでも自分のグループや
いつも演奏している人たちとは別に、コンセプトやイメージを変えて演奏
を行い、別のグループやヘルプで混ざってくれる人なども入れて、演奏を
楽しむといったことが多くなっていました。
いわば他流試合・プロ野球の交流戦みたいなものです。
新たな発見や刺激もあってそれなりに楽しくて、自分のグループに戻って
も色々と仕込んできたものを出して自慢するといったこともありました。

音楽を純粋に楽しむ発想、自由に好きなことを好きな時間に好きな人たち
で楽しむというプロセスの下地を作ったのがスタジオミュージシャンかも
しれません。
今でも音楽系の専門学校を出た人たちが修行やアルバイトの一環として、
このような活動をしています。
こういった流れが一般的になったのもスタジオミュージシャンの影響だと
思います。
私も譜面を渡されて初見で演奏することもありますが、これを仕事として
限られた時間に結果を出さなければならないので、スタジオミュージシャ
ンのメンタルは相当大変だと思います。
譜面だけでは音のイメージはわかりません。
そういったことも含めてセンスやテクニックでこれをやっつけるスキルは
スタジオミュージシャンの真骨頂だと思います。

今でもアルバムにはこういったミュージシャンのクレジットが入っている
ことも多いので、メインだけでなく裏で支えるミュージシャンにも目を・
耳を向けてみてはいかがでしょうか。


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