こんにちは南仙台の父です。
米韓首脳会談の結果として韓国の原潜保有に米国が同意したという報道があ
りました。
韓国としては北朝鮮だけでなく、周辺地域への一定の牽制効果として強い力
を持つ原潜は喉から手が出るほど欲しいところがあります。
しかし、高額の費用が掛かる上に維持の難しさや安全性、更に韓国近海が深
い深度が確保できず、原潜の運用に適さないといった面も課題として挙げら
れています。
その影響を受けて日本でも原潜保有の声も上がっていますが、豪州は米国の
意向で原潜計画が白紙になっています。
その場の流れで大きく変わる米国の意向に世界も振り回されていますが、果
たして韓国は原潜保有を実現できるのでしょうか。
写真は鑑定の結果となります。
左側が結果、右側が環境条件となります。
まず結果ですが、女帝のカードの逆位置が出ています。
女帝のカードの逆位置は挫折や軽率、虚栄心や感情的といった意味がありま
す。
北朝鮮の動向が一番の動機になっているようですが、北朝鮮はもちろんのこ
と中国からの大きな反発は避けられません。
また、多大な費用負担もある中で、海洋面積の小さな韓国が本来進めるべき
である地上・航空戦力の充実とは違った方向に進むため、元々地盤の弱い海
軍に大きなウエイトがかかることも議論を呼ぶことになります。
元々左派政権時代に航空母艦の構想もありましたが、費用の問題などもあっ
て後退しています。
航空母艦以上の費用と運用技術を要する原潜は更にリスクもあります。
韓国の実力を考えると得策とも言えず、北朝鮮に対する抑止力という面でも
多少の牽制はできても意味はありません。
むしろ日本や中国に対する牽制の方が効果が強く、特に対中戦略を重視する
李政権にとっては難しいバランスが求められることになります。
国内や米国に対する政治メッセージの意味合いはあっても、実現に至るまで
にはかなり大きな問題が立ちはだかることになるでしょう。
次に環境条件ですが、正義のカードの正位置が出ています。
正義のカードの正位置はバランスや正当性、理性や調和といった意味があり
ます。
韓国にとって一番重要な外交政策は対中政策です。
対米は経済と防衛が中心になるものの、中国はより大きな利益を韓国にもた
らしている存在です。
中国との関係性を悪化させる行為は国としてのバランスを崩すことになりま
す。
北朝鮮との関係もロシアとの関係を強める北朝鮮にとって、南進できるだけ
の実力もなく、核開発や長距離弾道弾も対米交渉の切り札としての役割でし
かありません。
基本的に韓国にとって重要なのは大陸との接点をどうするかになります。
その中で原潜の効果はあまり重要ではなく、むしろ無人兵器も含めた制空権
の方が重要視されます。
箱ものではない効果的な防衛力を整備しながら中国とどう向き合うのかが韓
国の重要な国策になります。
運用の難しさだけでなく、政策上の問題などもあって実現はかなり遠いもの
になるでしょう。