小説「ミトミと私の奮戦記。」◇5歳 音楽の宿題邪魔する気!?!

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◇5歳 音楽の宿題邪魔する気!?!

 音楽の授業で一人ずつ笛を吹くので、練習する宿題が出た。
 好きなバッハのメヌエット
 「けっこう音色がいい」
 そう言われたのもあるから張り切る私。
 学校から帰り2階の自分の部屋で笛を吹き始めると、珍しくミトミが上がってきて

 「開けて」
 ドアをカシャカシャひっかく 開けると入ってきてチョンとベッドの上に乗り、私と向かい合う。
 「エッなんで?何の用?まッ いっか・・・」
 私は笛を吹き始めるとミトミが歌うように唸る。
 遠吠えの練習?

 それにしても私が笛を吹くたびに唸られ
 『同じ音だと思ってるの?犬と一緒かい』
 そう思うとちょっと自信をなくす。
 救急車や夕方のチャイム、他の音には反応しないが、私の笛だけに反応するのは複雑な気持ち・・・
 楽器奏者には向いてないのかも。

 『私がミトミの伴奏しているみたいだ。もうヤケクソ ミトミの歌なんかに負けていられない!あ・・・でも ミトミの遠吠えソングに引っ張られ変になって行く。明日大丈夫だろうか不安だ・・・』
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