いつまで続くか物語~№17

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コラム
現行犯の地獄:喧嘩と強盗の境界線

ある日、労働者同士が喧嘩しているのを発見した。
このままいくと刺すかもしれない。私は無線で主任に応援要請した。

「今、喧嘩やってます。この勢いだと刺す可能性あり。こっちまで来てください」

案の定、一人がアイスピックで太ももを刺した。

私は、これだ!と思い、即座に確保して連行。
ところが。

単なる喧嘩の傷害事件で、路上強盗とは無関係。

被害者は住居不定で被害届も出さない。救急車も断って、止血だけしてこう言った。

「……あいつの気持ちを俺は受け止めたんや」

意味が分からない。
だが、現場とはこういうものだ。筋書き通りにならない。

路上強盗と傷害の違いを、現行犯で見極めるのは難しい。
捜査は難航した。

つづく・・・
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