いつまで続くか物語~№18

いつまで続くか物語~№18

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コラム
10メートル先の笑い声が、事件の匂いに変わる

そんなある夜。
私は段ボールの上でうたた寝していた。

10メートルほど先で、酔っぱらいのお爺さんと、少し小綺麗な年配の男女が笑いながら話している声が聞こえた。

うるさいな、と思って見上げた瞬間、胸の奥がざわついた。
取り囲んでいる。距離が詰まっている。笑い声が、妙に軽い。

——何か起こる。

第六感が鳴った。

私は無線で主任に伝えた。

「今、うちらが捜してるガラを見つけたかもしれません。まだ着手してませんが、もう少しですると思います。逐一報告入れます」

すると主任だけでなく、刑事課からも返事が来た。

「お前を信じとる。自信もってやれ。失敗してもケツ拭いたるから」

その言葉が、心に染みた。

つづく・・・
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