疲れているから、今日は休もう。
そう思って横になっても、
「この時間に何か収入になることをした方がいいのでは?」
「休んでいる間にも、誰かは働いている」
「少しでも仕事を進めた方が、あとで楽になるのでは?」
そんな考えが浮かんできて、結局休めないことはありませんか?
特に、自分で仕事をしている人や、働いた分だけ収入につながる仕事をしている人は、こうした不安を感じやすいかもしれません。
会社員のように「今日は休み」と仕事と休日がはっきり分かれていればいいのですが、自分で仕事をしていると、極端に言えばいつでも仕事ができます。
夜でもできる。
休日でもできる。
少し時間が空けばできる。
だからこそ、「休む=本来得られたかもしれない収入を捨てている」という感覚になってしまうことがあります。
すると、身体は休んでいても頭の中では、
「何かできることはないかな」
「もっと売上を増やさないと」
「今休んでいて大丈夫かな」
と考え続けます。
これでは、本当の意味では休めていません。
もちろん、収入を得ることは大切です。
生活がありますから、「お金のことを考えないようにしましょう」と簡単に言えるものでもありません。
ただ、一つ気をつけたいのは、
「今、本当に仕事をする必要があるのか」
それとも、
「仕事をしていないと不安だから動こうとしているのか」
という違いです。
不安から働き続けていると、どこまでやっても安心できなくなることがあります。
今日はこれだけ稼いだから大丈夫、とはならず、
「もう少しできるかもしれない」
「明日の分もやっておこう」
「もっと収入を増やさなければ」
と、安心できるラインが少しずつ遠くなっていきます。
そうすると、休む時間まで「収入を生まない時間」として見るようになります。
でも、人は機械ではありません。
疲れた状態で無理に仕事を続ければ、集中力が落ちたり、判断が雑になったり、良いアイデアが浮かばなくなったりします。
そして何より、「仕事をしたくない」という気持ちが強くなってしまうことがあります。
本来なら好きだった仕事まで、苦しいものになってしまうのです。
だから、休むことを「収入を生まない時間」と考えるのではなく、
「これから収入を生み出す自分を回復させる時間」
と考えてみてください。
たとえば一時間無理をして仕事を増やすより、しっかり休んで翌日に集中して仕事をした方が、結果的に良い仕事ができることもあります。
何より、長く仕事を続けていくためには、今日どれだけ頑張れるかだけではなく、明日も来月も来年も動ける状態を保つことが大切です。
エネルギー的な視点でも、お金への不安が強くなると、「もっと動かなければ」「止まったら入ってこなくなる」という意識になりやすく、自分のエネルギーを常に外へ使い続けてしまいます。
豊かさというと、「たくさん働いて、たくさん得ること」を想像しがちですが、
安心して休める時間があることも、一つの豊かさではないでしょうか?
休んでいる時に、
「この時間で何か稼げたかもしれない」
という考えが浮かんできたら、
「今は、これから稼ぐためのエネルギーを戻している」
と考えてみてください。
休むことと稼ぐことは、反対ではありません。
働く、休む、また働く。
この循環があるからこそ、無理なく続けることができます。
もし休むことに強い不安を感じるのであれば、自分にこんな質問をしてみるのも良いでしょう。
「私は、お金が足りなくなることが怖いのかな?」
「仕事を止めることが怖いのかな?」
「何も生み出していない自分には価値がないように感じているのかな?」
そこに、自分でも気づいていなかった本当の不安が隠れていることがあります。
疲れている時まで、すべての時間を収入に変えなくても大丈夫です。
今日しっかり休むことが、明日の仕事を支えてくれることもあります。
「休んでしまった」ではなく、
「今日は自分を回復させた」
そう考えられるようになると、休むことへの怖さも少しずつ変わっていくと思います。
休む時間も含めて、仕事なのかもしれませんね^^