エネルギーは常に動いています。
だから、今どれだけ最悪だと思える状態でも、それが永遠に続くことはありません。
むしろ、下まで落ちたときほど、あとは上がっていくだけとも言えます。
その感覚を持てると、それが希望になります。
昨日より、ほんの少しだけ楽だった。
それだけでも十分です。
その小さな変化の積み重ねが、未来を少しずつ変えていきます。
苦しいとき、多くの人はネガティブな感情を悪いものだと思ってしまいます。
ですが、感情にはエネルギーの段階があります。
例えば、鬱っぽい状態や、不安でいっぱいの状態。
この状態はかなりエネルギーが低く、重たい状態です。
そこから怒りが出てきたとします。
以前なら、怒っている自分を責めていたかもしれません。
でも、今は違います。
怒りが出てきたとき、少しエネルギーが上がってきたサインだと感じるようになりました。
やった、少し動き始めたぞ。
そんな感覚です。
怒りは決して理想の状態ではありません。
ですが、不安や無気力のまま沈み込んでいる状態よりは、エネルギーが動いています。
さらに、怒りが不満へ変わっていくことがあります。
イライラを爆発させるほどではないけれど、納得できない、もっとこうしたいという感覚。
これもまた、怒りより少し軽いエネルギーです。
やった、不満まで上がってきた。
そんなふうに見ることができるようになります。
以前の自分なら、退屈さえ嫌な状態だと思っていました。
刺激がない。
つまらない。
何も起きない。
でも、本当に苦しかった時期から振り返ると、退屈を感じられる状態というのは、かなり上のエネルギーです。
不安で押し潰されそうなときは、退屈を感じる余裕すらありません。
そう考えると、退屈ですら回復の途中なのです。
そして、そこから安心感や満足感が出てくると、世界の見え方はさらに変わっていきます。
焦らなくても大丈夫。
何とかなる。
もう、自分はここから何でもできる。
そんな感覚が自然と湧いてきます。
感情は、いきなり最高の状態に飛ぶわけではありません。
少しずつ、階段を上がるように変化していきます。
だからこそ、今の状態を否定しなくて大丈夫です。
昨日よりほんの少し楽。
それだけでも、ちゃんと前に進んでいます。
エネルギーは止まっていません。
だから大丈夫です。
日に日に、少しずつ楽になっていきます。