イライラしたり、怒りが湧いてきたとき、よくない状態だと思ってしまうことはありませんか?
こんな自分はダメだ。
もっと穏やかでいないといけない。
そうやって、怒りを抑え込もうとしてしまう人も多いと思います。
ですが、実は怒りやイライラは、本当に悪い状態ではありません。
本当に注意が必要なのは、怒りさえ湧いてこない状態です。
何も感じない、何も動かない。
いわゆる、気力が落ちてしまっている状態です。
この状態になると、周りから見ると落ち着いているように見えることもあります。
怒っていないから扱いやすい、迷惑がかからない。
そう感じられてしまうこともあるかもしれません。
ですが、エネルギーの観点で見ると、怒りがある状態のほうが、まだ動きがあります。
怒りはエネルギーがある証拠です。
内側に力が残っているからこそ、反応として出てきています。
だからこそ、落ち込んでいた状態から怒りが出てきたときは、一つの変化として見ることができます。
少しずつ、エネルギーが戻ってきているサインでもあるからです。
ただし、ここで勘違いしてほしくないのは、怒りの状態が良いというわけではありません。
怒りにとどまり続けると、そこからまた苦しさが増えていきます。
大切なのは、その状態を少しずつ動かしていくことです。
例えば、怒りの次にあるのが不満です。
怒りは爆発的で強いエネルギーですが、不満はそこから少し落ち着いた状態です。
まだ気になるし納得はしていないけれど、少し距離が取れている状態とも言えます。
さらにそこから、どうしたいのかを考えられるようになったり、受け止め方が変わってきたりします。
このように、感情は段階的に動かしていくことができます。
いきなりポジティブになろうとしなくて大丈夫です。
無理に上げようとすると、かえって苦しくなります。
今の自分の状態を認めて、その中で少しだけマシな方向へ動かしていく。
それが、エネルギーを整えていくコツです。
もし今、怒りやイライラがあるなら、それを否定する必要はありません。
そこからどう動かしていくかを意識してみてください。
その積み重ねが、少しずつ軽さや余裕につながっていきます。
感情はコントロールするものではなく、流していくものです。
流れを止めずに、少しずつ整えていくこと。
それが、自分自身を楽にしていく大切なポイントです。