辛いときには「いつかの思い出」と考える

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卒業のシーズンですね。
あわただしく環境が変わり、不安や期待に胸を膨らませることも多くなるでしょう。

さて、わたしも卒業式にいくつか出席し、お話を聞く機会がありました。
そのときにふと、気が付いたことがあります。

「これから困難なこともきっと乗り越えていけるでしょう」
「苦しみは自分を成長させてくれます」
「傷ついた数ほど優しくなれる」

このような言葉を多く聞きました。
ただ、「未来は明るくて、楽しいことがいっぱいあるよ。」と言う人は1人もいませんでした。

このように話してしまう理由の1つは、
人生を重ねていくと、楽しい思い出よりも辛かった時期のことを良く覚えているからなのかもしれません。そして、後になってみればそれが良かったな、と思っているのからなのかもしれません。

わたしの子供も卒業式が終わった後に顧問の先生と抱き合った瞬間に号泣していました。昨年夏の引退試合で悔しい負け方をして、そのことで先生と悲しみを分かち合ったことを思い出したそうです。そこから、「このままでは終われない」と思い、スポーツを続けるべく進路を選んだのでした。

辛かったことは、いずれ思い出になる、
辛ければ辛いほど後で思い返して懐かしむことができる、

そう考えたら、今辛いことがあったとしても、将来の楽しみだという解釈もできます。
あのときは苦しかったけど充実していたな、と思えるということです。

今、苦しんでいたらこんなことを考える余裕はないかもしれませんが、覚えておくと、乗り越える力になるかもしれません。

何はともあれ、ご卒業される方とご家族の方、おめでとうございます^^

琥珀流






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