以前は、Uber Eatsの配達員はかっこよかった!

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ビジネス・マーケティング
現在コロナ渦のかすぐに必要なお金を求め、Uber Eatsで仕事する人が増えています。 
特に最近は移動中の車からUber Eatsの配達員をかなり多く見かけるようになりました。

ご存知の通り、この仕事は配達元の飲食店へ行き、配達物の「主にごちそう」を預かり、自転車やバイクをかっ飛ばして依頼主に「ごちそう」を早く丁寧にお届けする仕事です。 

私の知人兄弟が、Uber Eatsの仕事を長くしていたので、ウーバー配達待遇面の詳細を聞いたところ、あまりに安い報酬でびっくりしました。
  競合宅配員が多く増えたため、以前は、ピークタイムであれば時給1700~2000円は稼げたが、今は多くても時給換算で1200~1500円しか稼げなくなったらしいです。
また配達は、24時間いつでもあるわけではありません。1日8時間Uberの配達を行うのは、現実的には待機時間が必要であり、厳しいのが現実です。

報酬の内訳は、・受取料金:136円・受け渡し料金:63円・距離料金:45円/Km
ここからUberサービス手数料として5%天引きされます。
1Kmの走行距離と仮定して1つの配達を完了させると、最低でも232円の儲けになる計算です。
加えてブースト(エリアによって基本料金が1.2~2.0倍もらえる)や、
クエスト(忙しい時間帯や悪天候の日に稼働した際の特別ボーナス)も加わると、500円は稼ぐことができます。
1配達500円と仮定すると、1時間に3回配達をこなせば、1500円以上は稼げる計算ですが、
上手くいっての話なので、現実は特にピークタイムは待機中の配達員同士の奪いあいになり、配達先に先に並ばないと厳しいような状況だそうです。

なにより、Uber Eatsの仕事は、個人契約の為、正規スタッフ雇用契約も無く、会社による保証もなにも無くすべて自己責任です。
交通上の危険が潜む中、配達中に事故を起こせば、自分の怪我もありますが、なにより、相手側の怪我や物損の場合、賠償責任もあります。
さらに日々の体調管理等のリスクにもさらされ、風を引いたら、その間仕事は出来ません。

以前は、ロードバイクに乗り、颯爽と道を駆けぬけるUber Eatsの配達員を見かけると、実にカッコよく感じました。

大切にしているロードバイクと一緒にメットを被りスタイリッシュに仕事をこなしている姿は、なんだか、羨ましいとさえ感じていました。 

ところが・・

コロナ渦後の今、駅前でレンタルした小径タイヤの電動サイクルや、ママチャリに乗り、汗びっしょりで配達している配達員を見かけるようになり、随分印象も変わりました。
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都会はどこを見回しても、Uber Eats配達員の姿が・・

もちろん、一生懸命頑張っている姿は評価に値しますが、
現在は、特に新型コロナ後の需要拡大後に始めた新米の 宅配員は、交通ルールを無視したり届けた料理は崩れていたりもう無茶苦茶な状態だそうです。
Uber Eatsの自動車との接触事故が相次ぎ配達員の死亡者も出ています。
高速道路を自転車で走行する配達員までいてルールが守れていません。 
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それでも日々のお金が無く働き先も限定される現状は、Uber Eatsの仕事を選ぶのは選択肢が無い現状、理解することが出来ます。

それでも、自転車を漕いだり体を動かすのが楽しくルールを守って仕事されている方はそのまま頑張っていただきたいのですが、
それ以外の、とにかく稼ぐために文句を言いながら嫌々Uber Eatsの仕事を受けている人は、サービスの低下にも繋がり問題です。

今では、配達員が爆発的に増えたことで、配達の仕事も奪い合いになっています。
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現在ではコンビニ前や、人気フード店前には、友達同士で始めたような配達員の待機が多くいます。
これまでのメットを被りロードバイクに乗るUber Eats宅配員は、「ガチ勢」だと言われている始末です。

ルールを守らず、仕方なく嫌々やりやっている方は、これまでプロとしてUberの仕事をしてきた先輩方に仕事を譲っていただきたいところです。

先ずは、Uber Eatsをやりながらでも、ココナラで、初心者が自宅でも出来る副業を見つけて下さい。




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