もうすぐ梅雨が明けるのに、なぜか気力が戻らない
空が少しずつ明るくなってきた気がする。
7月にも入り、梅雨明けも近い。
なのに、なぜか体が重い。
気力が戻ってこない。
「梅雨が明けたら元気になれる」と思っていたのに、なんか違う。
「私だけなんだろうか」
「これってもう、梅雨のせいじゃないのかな」
そう感じているあなたへ。
それ、梅雨の終わりに起きやすい「夏前のメンタル疲れ」です。
あなただけじゃありません。
梅雨の終わりに「どっと疲れる」理由
精神保健福祉士として相談を受けていると、毎年この時期に同じ声を聞きます。
「梅雨が明けたら元気になると思っていたのに、なぜか疲れが増した気がする」
これには、はっきりした理由があります。
① 梅雨の疲労が「遅れて出てくる」
梅雨の期間中、私たちの体は気圧の変動に対応し続けています。
その疲れは、じわじわと蓄積していきますが、緊張している間は気づきにくい。
梅雨の終わりに緊張が緩み始めたタイミングで、ため込んでいた疲労が一気に表面に出てきます。
「急に疲れた気がする」のは、急に疲れたのではなく、やっと気づけるようになっただけです。
② 「夏モード」への切り替えが、心身に負荷をかける
梅雨明けは気温が急上昇します。
体は一気に「夏の体」に切り替えようとしますが、このスイッチング自体が大きなエネルギーを消費します。
梅雨の疲れを抱えたまま、夏への切り替えが始まる
——この二重の負荷が、7月頭の「気力が戻らない」の正体です。
③ 4月からの疲れが、ここに来て限界に達している
新年度の4月、GW明けの5月、梅雨の6月——この3ヶ月間、ずっと走り続けてきました。
それぞれの時期に少しずつ積み重なってきた疲れが、梅雨の終わりという「一つの区切り」で一気に出てくることがあります。
「なんとかやってきた」の限界が、今来ているのかもしれません。
「気合いで夏を乗り切ろう」が危ない理由
梅雨が明けると、なんとなく「よし、切り替えよう」という気持ちになりやすいです。
でも、今の状態で「気合いで乗り切ろう」とするのは危険です。
夏は、消耗が加速する季節でもあります。
暑さによる体力低下、睡眠の質の低下、食欲の変化——これらがメンタルにも影響します。
今の「気力が戻らない」状態を放置したまま夏に突入すると、8月・9月にかけてさらに消耗が深まる可能性があります。
「梅雨が明けたら回復するだろう」と先延ばしにするより、今の状態をまず正直に見ることが大切です。
「夏前のメンタル疲れ」のサインを確認してほしい
以下の状態が続いていませんか。
・朝、起き上がるまでに時間がかかる。
・仕事には行けているけど、帰宅後は何もできない。
・休日に何もしたくなくて、横になっていることが多い。
・以前は楽しめていたことが、なんとなく楽しめない。
・「なんとなくしんどい」が、何週間も続いている。
一つでも当てはまるものがあれば、それは「まだ回復しきれていない状態」のサインです。
今の状態を整理することから始めてほしい
「病院に行くほどではない」
「もう少し様子を見ればいいかな」
そう思って先延ばしにしてきた方へ。
まず「今の自分の状態を言葉にする」だけで、随分変わります。
頭の中でぐるぐるしていることを誰かに話す。
「なんとなくしんどい」の中身を、少しずつほどいていく。
それだけで、自分が何に疲れているのかが見えてきます。
そして見えてくると、対処できるようになります。
二つのステップで、夏を整えていきましょう
まず「話す」ところから
「何がしんどいのかよくわからない」「うまく言葉にできるか不安」という方は、まずメッセージ相談から来てください。
自分のペースで、思ったことをそのまま文字にして送るだけで大丈夫です。
「なんかしんどい」「気力が戻らない」
——そのままの言葉で十分です。
社会福祉士・精神保健福祉士として、丁寧に受け取ります。
「整理する」ステップへ
「話すと楽になるけど、また同じところに戻ってくる」という方は、次のステップとして思考整理コーチングがあります。
「なぜ気力が戻らないのか」「何が本当の問題なのか」「どうすれば整えられるのか」
——感情と思考を分けながら、一緒に整理していきます。
夏に向けて「自分で自分を整える力」をつけていく時間です。
夏が来る前に、少しだけ整えてほしい
梅雨が明けたとき、「やっと終わった」と思えるか、「まだしんどい」と感じるかは、今のうちに整えられるかどうかで変わります。
気力が戻らないまま夏に突入しなくていいです。
「なんとなくしんどい」を、そのまま夏に持ち込まなくていいです。
梅雨明けを、少し軽い気持ちで迎えてほしい。
そのために、今ここにいます。
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