事業再構築補助金 SWOT分析を考える

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ビジネス・マーケティング
SWOT分析はご存知でしょうか?

『強み・弱み・機会・脅威』の各々の英単語である『Strength・Weakness・Opportunity・Threat』の頭文字『S・W・O・T』が名前が由来になっています。企業や事業の現状を把握(整理)するのに効果的なフレームワークです。
事業再構築補助金公募要領(1.4版)23ページを読むと、SWOTについて事業計画書に書くことが求められています。

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SWOT分析では、自社の内部環境を見て『強み』あるいは『弱み』にあたるものは何か、自社を取り巻く外部環境を見て『機会』に恵まれるているのか、『脅威』となるものがあるのか、という4つの視点で見ていきます。
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SWOTで挙げた項目は「現状の把握」であり、「戦略」や「戦術」ではないことに注意しましょう。
クロスSWOT分析とは?
クロス分析というのは『強み×機会』、『強み×脅威』、『弱み×機会』、『弱み×脅威』 といった具合にかけ合わせて考えることです。

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強み×機会:市場の機会をとらえて強みを活かす方法は?
強み×脅威:市場の脅威を強みを活かして回避できないか?
弱み×機会:弱みによって市場の機会を逃さない方法はなにか?
弱み×脅威:弱みと市場の脅威で受ける最悪の事態を回避するためには?

SWOT分析は、内部環境・外部環境のプラスマイナスの各要素を客観的に把握することができ、現状の理解を深めることができるというメリットを備えています。

事業再構築補助金の事業計画書の中では、自社のSWOTを分析してまとめておきましょう。

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