おはようございます。
今朝も厳しい寒さとなっているがここからが一年で一番寒い時期となる。株式市場の大発会も厳しい状況からの始まりとなったが、大発会、大納会という意識も薄くなっており、特に年の初めだからという取引も少ないということなのだと思う。日銀の金融政策の変更が喧しく言われているがこれまでの異常な状況が常態化していることが異常であり、正常に戻すだけということなのだと思う。預金や借り入れには金利が伴い、その金利がつくということを前提に経済が回るという当たり前のことが当たり前でなかっただけということだろう。
株式市場でも将来の価値を計って企業を評価するという当たり前の投資が目先的に上がるか下がるかといういわば「賭け」のような状況が当たり前とされていた市場がようやく本来の状況に戻る過程ということなのだと思う。昨日の相場も「大暴落」というような表現で「大変なこと」と騒いでいる向きもいるが、買われすぎ銘柄が売られ、売られすぎ銘柄が買われているだけという見方もできる。下げ渋っている銘柄や堅調な銘柄をみれば、そんなに大きな下げという雰囲気でもない。そういう意味で今年は「正常な状態に戻る年」ということになるかもしれない。
26,000円台回復とはいかなそうでどこまで戻すかということになる。26,000円を割り込んだところでは売り難いというような雰囲気になるのかどうかということだが、早晩26,000円を回復しないようだと25,500円程度までの下落となるのだろう。そしていったんは26,000円を超えたら売りということになりそうで、早々に26,000円台回復が期待される。
米国市場が冴えないながらも下げ渋りとなって夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が堅調だったことから本日の日本市場は堅調な展開が期待される。昨日の大幅下落の反動もありそうで、昨日売られた医薬品株や半導体関連株が下げ渋り、反発となるものもあるのだと思う。銀行株などは引き続き消去法的に資金退避の対象として買われるのだろうし、海運株の反発も期待したいところだ。空売りが積み上がっているわけではないので戻りも限定的となりそうで26,000円台回復というところまでの反発は期待薄だ。
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