イメージパースの制作工程

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デザイン・イラスト
当店で制作するCGイメージパースでは、大きく3つの工程があります。紙に絵を描くような工程を想像されている方が多いようですが、実は全く違うのです。

①モデリング
各素材のパース、光の表現などを合わせる為に、まずは3Dモデルを制作します。完成した3Dモデルでカメラアングルを決め、1枚の絵にします。
使用するソフトにもよりますが、モデリングは基本的にはホワイトモデル、又はデフォルトマテリアルで制作されます。

②マテリアル設定
完成したモデリングに、マテリアル(質感)、テクスチャー(柄)を割り当てていきます。高機能なソフト程細かい設定が可能で、リアルな画像にすることが可能です。

③ライティング設定
ライティングの設定を行います。照明の光や窓から入る自然光、環境光などを設定します。こちらも高機能なソフト程細かい設定が可能です。

当店で使用するソフトの場合、リアルタイムレンダリングという機能により、モデリング中でも、大まかな光の感じやテクスチャーを確認することができます。ソフトによっては、この時点でも比較的リアルな画像になるため、スクリーンショットを利用して完成させることもできます。
【制作例】インテリアパース - 2-1.jpg

④レンダリング
レンダリングは、制作した3Dデータを1枚の画にする作業です。モデリング、マテリアル設定、ライティング設定を反映させ、1枚の画像データにします。
シーン(視点)や画角などの調整を行い、モデリングした3Dデータをjpgやpngなどの画像データとして書き出します。リアルタイムレンダリングよりも、光や影、マテリアルの表現が精密になります。
レンダリング時間は、使用するソフト、PCのスペック、3Dモデルのデータ量などによって時間が異なり、長いときは、丸1日かかることもあります。
【制作例】インテリアパース - 2-2.jpg

⑤画像修正(レタッチ)
レンダリングによって完成した画像に合成や明るさ修正等の加工をします。
パースによっては、レタッチを見越して3Dモデリングを細かく行わない場合もあります。
次の画像の場合、奥のキッチンのカップボードは大きさを合わせた家具モデルを設置しておいて、画像合成によって内部の細かい食器などを表現しています。
【制作例】インテリアパース - 2-3.jpg

当店では、イメージパースが必要な状況に合わせ、各工程段階での金額設定をしています。サービスの基本料金は、住宅のインテリアパース1部屋の内容ですが、外観や店舗などの制作も可能です。(別途料金)
是非一度お問い合わせください。

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