100均のリメイクシートを上手に貼るコツ

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100均のリメイクシートを、DIYで上手に貼れている人は少ないと思います。パッケージの説明書きやYouTube動画を見ても、いまいち上手くできないようです。それもそのはず、大事なポイントが抜けているから。
100均のリメイクシート、実はプロが使用するダイノックやリアテックなどの化粧シートよりも、貼りづらい場合があります。まずは空気が抜けづらい。大きな面積に貼ることを想定していないので、粘着面に空気抜き用のスリット加工がありません。そのため、ちょっと油断すると、すぐに空気が入ってしまいます。他には素材が薄い、表面強度が弱いなど、安い分仕方がないのですが、貼りづらくなってしまっています。
このリメイクシートをうまく貼るには、「ひたすら練習あるのみ」なのですが、いくつかポイントがあります。

●丁寧な下地作り
リメイクシートを貼る面は、丁寧に下地処理をします。ざらざらした粗面や油分の付着した素材は、表面を平滑にし、油分などを除去する必要があります。パテや脱脂剤を使用して、貼り付ける面を綺麗にします。この下地処理が、仕上がりに大きく影響します。

●プライマーの使用
リメイクシートを貼る面に、プライマーを塗ります。プライマーを塗ると、粘着効果が高まり、剥がれにくくなります。

●角の処理
扉の小口面など、角の処理が重要です。シートを折り込むときに空気が入りやすいので、しっかりと圧着しながら折り込んでいきます。

●ジョイントの方法
材料の継ぎ目は、基本的に重ねて貼ります。多少の段差ができますが、目隙ができるよりも綺麗に仕上がります。ここでもプライマーを使用すると、しっかりと貼りつきます。

その他、DIY向けに貼りやすさが向上している化粧シートもあります。空気が抜けやすいように、接着面がエンボスになっていたり、粘着力が弱い、ある程度の厚みがあり破れにくいなどの特徴があり、初心者でも比較的貼りやすくなっています。

実際に何回か貼付け作業をするとコツがつかめてくると思います。これからDIYで挑戦しようと思っているひとは、小さめの板での練習から初めてみてはいかがでしょうか。


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