副鼻腔炎のときによく出てくる薬についてざっくり解説

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コラム
今回は耳鼻科でけっこう出てくる、副鼻腔炎にでてくる薬についてざっくり解説します。

副鼻腔炎というはすっごく簡単にいうと、鼻の奥に雑菌が入り込んで、そこで
炎症を起こすわ、それを倒すために体が頑張るから黄色い鼻水とかが奥のほうにたまるわという症状です。

鼻かんで鼻水出せばいいじゃんと思われますが、ひどい方になるとそれが出てこない、なんせ鼻の中が腫れちゃっているから通り道が狭まってりしてるんですよ、んでたまるもんだから鼻が圧迫されて、ひどい人は頭痛を訴えたり、鼻がつまっているから味がわからないとかそりゃ散々な目にあいます。


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出典 SANOFI アレルギーi アレルギーに関する情報サイト
大体の方は風邪をこじらせてなるパターンが多い気がします。

さて治療なのですが、よく出てくる薬は
根本的な雑菌を殺す薬、抗生物質ですね。
よくクラリスがでます。長期の場合は1日1回で服用したりします。
あとは鼻の固まっている粘液を出しやすくするため、ムコダインという
痰きりとかでよく使う薬がでてきます。
あとは副鼻腔炎といったらこれっていう漢方薬
葛根湯加川芎辛夷や辛夷清肺湯(チクナインの主成分)
あたりよく出ます。
ステロイドの点鼻薬で炎症を抑えるのも有効です。

ちなみにこの病気は、一回かかると治療に時間がかかるものですし、なりやすい人は何回もなります。一度ご経験あるかたは、風邪の予防や、早期治療を視野にいれたほうがいいと個人的にはお勧めします。

次回は 自分が勤務している薬局についてちょっとお話ししたいと思います。


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