・カードの解釈
雲から伸びた手がペンタクルを手のひらに乗せています。この光る手は高みの手であり、ペンタクルを差し出しているようにも見えます。
このカードには神の力を象徴する絵柄がなく、手は左側(内面、過去)から出ていることを考えても、あくまでもそれをもたらすのは人の行いであることを示すのだと考えます。
ペンタクルは現実的価値。利益、合理性を表します。
庭園には百合の花と薔薇の生け垣があるので、受動と能動がもたらす収穫、成果があることを示し、アーチの奥に見える山からは、この安定した場所から新たな可能性(困難)へ進み出す未来を暗示しています。
・カードの意味(逆位置)
1、正位置の反対の意味
無駄が多い。現実的でない。成果につながらない。不安定。
2、正位置を悪化させた意味
利益を求めすぎる。誉められない利益。裏金。夢がない。
☆実際の出来事☆
ミールキットを月に5日間だけ取り寄せているのですが、前日にお願いしたら夫がそのミールキットを使って朝、料理をしてくれました。
待っている間は確かに何したら良いかわからなくて落ち着かないような気持ちになりましたね。
・カードの解釈
黒いマント(闇、受動)を着た男性が左側(内面、過去)を向き、倒れたカップを見てうなだれています。倒れたカップからは赤(情熱、勇気)と緑(成長、若々しさ)の液体がこぼれていることから、彼は気持ちや培ってきたものを失っている状態であることを示します。
しかし男性の右側(外界、未来)には立ったカップがあり、男性が気づいていないだけで可能性が残されていることを示しています。
また、背景には城(目標)と川(変化するもの)、橋(決意)があり、
この人物がいずれは落胆を乗り越え、決断して変化を受け入れ目的地へとたどり着くことを暗示しています。
・カードの意味(逆位置)
1、正位置の反対の意味
希望が湧く。新しいことを始める 。決断をする。可能性に気づく。喪失を受け入れられない。別れた人と再開する。
2、正位置を悪化させた意味
引きずる。未練が残る。進めない。解決が遠い。
☆実際の出来事☆
趣味でやっている畑から大量の枝豆を収穫したので、塩漬けしてから茹でて冷凍保存にする下準備をしていました。枝豆を塩漬けから処理したのは初めてです。今まで育てた収穫としては一番満足度が高かったので、育ててよかったなとうきうきしていました。
・カードの解釈
女王が、玉座にどっしりと座り、ワンドをまっすぐ立てながら右側(外界、未来)を向いています。活力を胸に、周囲と関わっていく姿が見えます。
女王はひまわり(太陽の象徴)を手にしており、玉座にもひまわりが描かれています。これは活力や誕生を示します。
玉座の赤い獅子からは、本能に従うこと。足元の黒猫からは、愛らしさや親しみやすさ。動物的直感の鋭さが読み取れます。
衣服は黄色で、幸福や明るさを示します。
背景は、左側(内面、過去)に黄色い山があるので、女王が過去の困難を前向きに乗り越えてきたこと。右側(外界、未来)には白く丸い雲?があるので、これから下心のない穏やかな選択をしていくこと。それは周囲と馴染むものであることを暗示しています。
・カードの意味
天真爛漫。明るく前向き。親しみやすい。協調性がある。意欲的。
☆実際の出来事☆
みんなで枝豆食べながら楽しく過ごしました(笑)
・カードの解釈
女王が玉座に腰掛け、全身左側(内面、過去)を向いています。その手にはしっかりとペンタクルを抱えています。そのペンタクル(現実的な価値)を、彼女が確実に獲得してきたことを示します。
女王の衣服は赤と白。調和を表します。緑は成長、若々しさを表しています。
彼女の周りは草花が咲き乱れ(安定している)、薔薇が咲いています(女性原理)。
右下にはうさぎ(子孫繁栄の象徴)がいて、妊娠や出産も暗示するようです。
しかし、女王の表情は物憂げです。
自分が得たもの、自分のおかれた環境になにか思うところがあるのかもしれません。このカードが基本的に示すものは、保守することと、育てることです。
・カードの意味(逆位置)
1、正位置の反対の意味
獲得できない。安定しない。繁栄しない。危険に身を置く。考えが足りない。
2、正位置を悪化させた意味
頭が堅い。気が利かない。目の前のことに囚われる。変化しようとしない。利益に固執する。
☆実際の出来事☆
夫が収穫した枝豆を洗ってくれているときに私は手伝わず、掲示板の宣伝用タロット相談に返信していました。やっぱり手伝った方がよかったかしら(笑)