「期待をこえる」の「こえる」は「超える」か「越える」か

「期待をこえる」の「こえる」は「超える」か「越える」か

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学び
 「超える」と「越える」の使い分けは、何を「こえる」のか、その対象によって決まります。
 つまり、その対象が「限界・基準・数量・範囲・程度」を上回るときは「超える」を用い、「場所・空間・時間・境界・区切り」を通り過ぎてその先に進む意味の場合は「越える」を用いるということです。
 イメージでいえば、「超える」はあるラインより上に出る垂直方向の動きであり、「越える」はあるラインをまたいで向こう側に行くような水平方向の動きです。その主な例は次のとおりです。

1 「超える」(限界・基準・数量・範囲・程度」を上回るときに使う)
  予算を超える、基準値を超える、100人を超える、気温が30度を超える、
  三十歳を超える、期待を超える、枠組みを超える、想像を超える、
  人間の能力を超える

2 「越える」(場所・空間・時間・境界・区切り」を通過するときに使う)
  山を越える、峠を越える、年を越える、年度を越える、壁を越える、
  国境を越える、ハードルを越える、困難を乗り越える

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