「あくまで」は、「飽くまで」か「あくまで」か

「あくまで」は、「飽くまで」か「あくまで」か

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 これは、常用漢字表と公用文表記法に照らせば「飽くまで」と漢字で書くのが原則です。しかし、広報文や解説文の場合であって、より読みやすくしたい場合には「あくまで」と仮名で表記しても構わないということになります。
 少し詳しく説明します。
 公用文作成の指針となるものに内閣訓令「公用文における漢字使用等について」があります。そして、この訓令には「あくまで」の表記に関する明確な決まりは示されていません。しかし、同じ内閣から出ている内閣官房長官通知に、公用文を書く際には文化審議会「公用文作成の考え方(建議)」に従うように明記されており、その「建議」の中に「あくまで」の表記に参考となる記述があります。

 つまり、そこには、「あくまで」を例示し、このようなものは「飽くまで」と「漢字を用いて書くことになっているが」「解説・広報等においては、分かりやすさや親しみやすい表現を優先する観点から、必要に応じて仮名で書くことがある」として、「あくまで」と書いてもよいとされているのです。(Ⅰ-1-(3)-オ)

 このようなことから、改まった文章や公務員試験のような場合には「飽くまで」と漢字で表記することをお勧めします。

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