「そのほか」は、「その他」「その外」「そのほか」?

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コラム
 公用文表記法によれば、「そのほか」と読ませたければ「そのほか」と平仮名で書く必要があります。「その他」は「そのた」としか読ませることができません。「その外」は「そのそと」になります。

 紛らわしいのは、2010年(平成22年)11月の内閣告示で新しい常用漢字表が示された際、「他」と「外」を「ほか」と読んでもよいことにされたことですね。常用漢字表では「ほか」と読めるのに、別途出された法令や公用文の作成に関する指針等において、法令や公用文ではそのように読ませないとされたので、分かりにくくなってしまったのです。

 先日テレビの字幕を見ていたら「他にも~」という文章がありました。これは、「ほかにも~」と読ませたいのだということは明白です。そして、常用漢字表に従った表記でもあります。しかし、公用文の読み方を当てはめれば「たにも」としか読めない文章ということになります。「ほかにも」と読ませたいなら「ほかにも」と平仮名で書く必要があります。

 ということで、分かりにくいかもしれませんが、公務員採用試験を受けるのであれば、役所が平素使っている表記法に従って書いておいた方が減点されずに済むと思いますので、「ほか」は平仮名で書くようにしましょう。

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