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「北へ行く」「北に行く」 正しいのはどっち?

 「へ」と「に」の使い方が適切でないと考えられる表現が多いと感じます。 確かに紛らわしいのですが、基本的に、「へ」は「方向」を示す場合に用い、「に」は到達点を示す場合に用いると覚えるのがよいと思います。 したがって、例えば台風の進路について用いる場合は「北へ行く」と「へ」を用いた方が適切です。台風の到達点が必ずしも明確ではないからです。一方、行く先が学校である場合には「学校に行く」と「に」を用いた方が適切です。到達点が明確だからです。 このように、移動に関する動詞に関しては、それが方向を示したいのか到達点を示したいのかで「へ」と「に」を使い分ければいいのですが、移動以外の動詞に「へ」を用いている例をよく見ます。例えば次のようなものです。 これから上司へ会う 友達へ殴りかかる 彼女へプレゼントした 市役所へ提出する これらの「へ」は、方向を示すというよりは動作が向かう相手を示しています。したがって「へ」を用いるのではなく「に」を用いるべきです。 どちらを使うべきか迷ったら、それが「方向」を示したいのか到達点や相手を示したいのかで判断すればよいと思います。 
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良くない面接カードの具体例

皆さんは、面接カードの記入に苦労したことはありませんか。多くの方が、なかなか上手く書けずに悩んでいます。どうにかこうにか、書き上げてみても、面接官の目から見ると、「何が言いたいんだろう?」と首をかしげることも少なくないのです。そこで、良くない面接カードの記入例を、ご紹介したい思います。次のようなものが、典型的なダメな面接カードです。1 都道府県と基礎自治体の役割の違いを認識していない  市役所を志望しているにも関わらず、県庁が行う業務をやりたいと書いているなど。2 自治体が求める人物像などと合っていない  自治体が「様々な主体と連携・協働できる方を求めます」と言っているにも関わらず、それに関する言及がない。また、「協同」と文字を間違ってしまうなど。 3 一文が長過ぎて、意味が伝わらない  「難しい文章が良い文章」と勘違いしてしまい、やたら一文を長くしてしまう。このため、面接官は文章を一度読んだだけでは理解できない。 4 読点がない、文字が小さいなどで、読みにくい 読点(、)を付けるのは良くないと思い、単語を連ねる文章になってしまう。やはり、面接官は読みにくい。5 記入スペース(記入欄)に対して分量(文字数)が適切でない  小さな記入スペース(記入欄)にも関わらず、小さな文字でびっしり書いている。反対に、ある程度のスペースがあるのに、文字数が少ない。 6 同じ内容を何回も書いている  複数の質問項目に、同じ内容を書いている。このため、面接官には受験生の人物像がよくわからない。 このような面接カードでは、さすがに高得点を得ることは難しく、結果的に不合格になってしまうことがあるのです
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独学で消防士に合格する方法

消防採用試験は独学だけで合格できる消防の採用試験は独学だけで合格できます。私は独学だけで採用試験に挑戦し、3つの自治体から合格をいただいていました。もともと、地頭がよかったわけではありません。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー自己紹介簡単に自己紹介させてください。私は大卒ですが、大学入試はセンター試験を受けたわけではなく 高校の時にたまたま取得できた資格(日商簿記2級)のおかげで高校から推薦を受けることができ、大学進学ができたというまったく学力は必要としないものです私自身学力へは本当に自信がありませんでした。中学校での成績は5教科(国語、数学、英語、理科、社会)を合わせても250点とれるかどうかでした。英語は常に10点から20点国語は、、、勉強の仕方がわかりませんし、センスと思っていたので勉強したことがありません。 このくらい勉強が苦手でできない私でも独学だけで3つの自治体の採用試験に合格することができました。そんな私だからこそ、効率の良い勉強方法をお話しできると思っています。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー勉強が苦手で、できない人でも独学だけで消防採用試験には合格できます合格までにかかる期間は?合格までにかかった期間は1年この1年間は地獄の1年でした。今思い出してもきついです。でもそんな時期があったからこそ、就職後つらいことがあっても逃げ出さずに頑張れたのだと思います。合格するためにまずやること合格までの1年間でやったこと、や
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「10年にわたり活躍した」の「わたり」は漢字か仮名か

 常用漢字表と公用文表記法に照らせば、「川を渡る」「橋を渡る」のような意味で用いるときには漢字で表記します。一方、「広い範囲に及ぶ」「時間・期間がとぎれることなく続く」という意味で用いるときは平仮名で書きます。「細部にわたって調べる」「10時間にわたる手術」というような場合です。 後者の「わたって」「わたる」を漢字で書くと「亘って」「亘る」となるのですが、「亘」は常用漢字表にない漢字なので公用文には使えないため、平仮名表記になるということです。 改まった文章や公務員採用試験を受験する際の文章には特に混同しないように注意して、書き分けるようにしましょう。 なお、漢字か平仮名か迷ったら、「向こう側に移動する」という意味が明確かどうかで判断するとよいでしょう。明確なら「渡る」であり、それ以外は「わたる」です。 
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実際にある公務員面接試験での失敗-面接官はこう見る

筆記試験は問題なくクリアできたのに、最後の面接試験で失敗して不合格になる…… そんな受験生は大勢います。人物重視の公務員試験では、筆記試験が良くでも、面接試験ができなければ、合格は困難です。面接が重視される理由は、下記ブログを参照してください。では、実際の面接で、受験生はどのような失敗をしてしまうのでしょうか。また、それに対して面接官はどのように考えるのか。これらについて、説明していきたいと思います。<ケース1>質問に対して、的確に答えられない面接官の質問に対して、的確に答えられない受験生は多いです。具体的には、話しが長くなってしまって要領を得ない、質問に関連することは述べるが結論がはっきりしない、考え込んで黙ってしまうなどです。こうした場合、面接官は「この人は、住民に対して説明できないのでは?」と考えてしまいます。そのような態度では、「早く答えを言ってよ」、「結局、結論は何なの?」と、住民は怒り出してしまうかもしれないからです。<ケース2>入退室の所作や言葉遣いがおかしい面接室に入室する時に、「失礼します」の一言がなく、無言で入ってくる受験生がいます。また、敬語が上手く使えず、面接官にタメ口になったり、自分に尊敬語を使ったりする人もいます。これもNGです。面接官としては、「そんなことは、面接に来る前に確認しておいてよ」という気持ちになります。これでは、公務員になったとしても、基本的な社会人マナーから教えなくてはならず、入庁後に余計な時間がかかってしまいます。<ケース3>人間関係を構築できない学生時代のアルバイト、サークル活動、ゼミ活動などの状況を聞く中で、自分の成果を強く主張
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公務員試験では、なぜ面接が重視されるのか

最近の公務員試験では、面接が非常に重視されています。しかし、そのことを十分に理解していない受験生は、少なくありません。面接の重要性について、面接を実施する自治体の立場で考えてみましょう。そこには、「公務員に相応しくない人を採用してしまったら、大変だ!」という思いがあります。その理由の1つは、「公務員の生涯賃金は約2~3億円」と言われていることです。自治体にとって職員の採用は、大きな財政負担です。このため、公務員に相応しくない人を採用してしまったら、大きな損失になってしまいます。また、「職員数を増やすことができない」という事情もあります。住民の目もあり、公務員の数を増やすことはできません。このため、同じ職員1人を採用するにあたっても、より良い人を採用したいと思うのです。さらに、内定辞退を避けたいとの思いもあります。面接して良かったので、内定を出したにも関わらず、内定を辞退されることがあります。これは、ある意味では、面接官が見抜けなかったことが原因とも言えます。内定辞退があると、場合によっては、また採用試験を実施しなくてはいけなません。これは、二度手間です。そんなことがないように、面接でしっかり見極めたいのです。このような背景から、近年の公務員試験では、面接が非常に重要視されています。最近では、神奈川県茅ケ崎市や大阪府寝屋川市のように、従来の筆記試験を止めて、面接中心の試験にしている自治体も少なくありません。受験生としては、こうしたことを踏まえて、面接試験に臨むことが必要なのです。
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「だ・である」体か「です・ます」体か

 小論文は一般に「だ・である」体で書きます。一方、エントリシートや面接カードは、一般に「です・ます」体で書きます。作文はどちらでもよいとされています。 自分の好みもあるでしょうが、試験で合格することを目指すのであれば、そのような好みはいったん横に置いて、上記のような書き方で書くことをお勧めします。 なお、どちらでもよいとされる作文について、私が添削をしていて感じることは設問との関係です。小論文の設問にしてもよいような固い内容のものであれば「だ・である」体の方がなじむ感じがします。そうではなく、「あなたの夢について書いてください」「自己PRしてください」のようなものだったら「です・ます」体の方がしっくりくると思います。これを「だ・である」体で書くと、何かふんぞり返って書いているようなニュアンスが漂い、不快になるので、避けた方がよいと思います。
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「わかる」「分からない」 正しいのはどっち?

 常用漢字表と公用文表記法に照らした場合、「分からない」の方が正しい表記です。「分」は「わ」と読めることになっているからです。 「分かる」「分からない」のほかに、「喜びを分かち合う」「分かれ道」「勝敗の分かれ目」のように「分」を「わ」と読む表現はあるのですが、なぜか、「分かる」「分からない」については漢字で書かないで「わかる」「わからない」と書く人が多いように思います。 改まった文章や、採用試験、特に公務員採用試験では気を付けた方がよいと思います。
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「このたび」か「この度」か

 この「たび」も紛らわしい言葉です。 常用漢字表と公用文表記法に照らせば「このたび」は「この度」と漢字で表記するのが正解です。漢字で表記するほかの例としては「度重なる」「度々」があります。 一方、平仮名表記となるのが「~するたび」と書くような場合です。「読むたびに」も同様です。 このように紛らわしいためか、新聞やテレビの字幕ではその扱いが区々にわたっているようです。したがって、普通の文章で書く分にはどちらで書いても違和感を持たれるようなことはないと思います。 しかし、役所に出す文書や公務員採用試験の小論文で書く場合には、上記のように用いた方がよいと思います。公用文表記法に従った表記の仕方なので、絶対に減点されることはないはずだからです。
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作文は「共感」が大事

 小論文の場合は、設問に対する自分の考え(主題)とそれを説明する論拠が必要不可欠です。一方、作文の場合には「共感」が最も大事だといわれます。「そうそう」「そうなんだ」「へぇー」といった感情を引き起こすことが大事だということです。 作文の答案を見ていると、ほとんど小論文と同じような書き方をしているものが目立ちます。つまり、設問に対する自分の考えを述べ、論拠をもって説明している、という文章です。しかも、その中に読み手の「共感」を得る工夫が全く見られない文章です。このような文章の場合は、高い評価が得られない可能性がありますので、注意しましょう。 「共感」を得るために手っ取り早い方法は自分の体験を紹介することです。設問にぴったりな自分の体験を探し、それを取り上げながら設問に答える文章にするということです。
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「長文は悪文」とされて減点 1文は40字~60字で書く

 読みやすく分かりやすい文章の長さは40字~60字程度なのだそうです。公用文の書き方のガイドラインについても同じような内容になっています。 しかし、小論文や作文試験の答案の中には100字を超える長文を書いている人が多くいます。癖なのかもしれませんし、長文を書けることが高い文章力がある証明になるはずだと思い込んでいるのかもしれません。だとしたら、それは誤解です。試験では減点されます。 実際に公務員になってから、公用文指導者から「長文は悪文だ」と指導されたことがあります。昔はともかく、現在の公用文では長文は嫌われます。そのような起案をすると上司から直され、それでも繰り返すと叱られます。 一文が70字を超えたら「ん? やばいか?」と、心の中で警報が鳴るようにしていきましょう。
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「~べきだ」「~ねばならない」などは用いない。

 小論文の答案を見ていると、文末が気になるものがあります。「~すべきだ」「~しなければならない」「必要不可欠である」といったものです。 「だ・である」体で書いているので、その限りでは問題ないのですが、断定的過ぎるのではないかと心配になるのです。 確かに、このような文末にすると、歯切れが良く、受験者の意見を強く示すことには効果があると思います。一方、このような書き方をすると、採点者や受験先(府省庁、市町村等)の職員を不愉快にさせ、受験者の評価を悪くさせる効果があるのではないかと心配になるのです。 「なぜそこまで言い切れるのか」「自分の考えなら「考える」と書くべきではないか」「仕事をさせたら唯我独尊で独断専行する人かもしれないな」といったものです。そこで、このようなマイナス評価を避けるために、断定過ぎる文末は避けるようにアドバイスしています。
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「三つ」はマストではない

 小論文の答案には三つの考えを述べる必要があると思い込んでいる人がとても多いと感じています。例えば、何かの取組について自分の考えを述べるような設問の場合、その取組を三つ挙げるというようなことです。 なぜ三つなのかよく分からないのですが、受験参考書や塾などが発信源なのではないかと想像しています。 確かに、指定文字数まで書ける力がない人にとっては書きやすくなるでしょう。例えば、指定文字数が千字の場合、一つの自分の考えだけでは300字で足りてしまい、後の700字を使って何を書いたらいいか分からないという人です。また、「論じる」ことが苦手な人にとっても書きやすいようです。思いついた自分の考えを書くだけで指定文字数をカバーできるからです。しかし、これを単純に信じて書くことに私は心配しています。小論文で重要なことがおろそかになってしまう書き方になりかねないからです。 小論文で大事なことは、設問で求められたことに対する自分の考え(主題)について論拠を基に説明し、読み手の納得を得ることです。しかし、「三つ」にこだわって主題を三つにすると、それを説明するための論拠も最低三つ(できれば六つ以上)必要になり、これを指定された制限文字数の中で取り上げきれないでしまうことが多くなります。論拠のない文章は小論文ではないともいわれますので、これでは肝心のことが欠けた文章になってしまいます。主題を三つ挙げてしまうことによって全体のまとまりも悪くなる場合も多くなります。 そこで、私は、主題は一つに絞り、論拠を複数取り上げて主題を十分に説明し、多くの読み手の納得が得られるように書くことをお勧めしています。主題は一
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接続詞の「さらに」は平仮名で書く? それとも漢字?

 常用漢字表と公用文表記法に照らせば、接続詞の「さらに」は平仮名で表記することになります。一方、副詞として用いる「さらに」は「更に」と漢字で書きます。 「雨が強い。さらに、風も強くなってきた。」 これは接続詞としての「さらに」です。 「更に検討する。」「更に言えば~」 こちらの方は副詞としての「さらに」です。「検討する」「言う」という動詞を修飾しています。 「更に付け加えれば」も同じく副詞になりますが、 「さらに、付け加えれば~」という書き方をすると、こちらは微妙です。接続詞として用いたものと解することもできるからです。 しかし、紛らわしいので、試験などではマイナス評価を受ける可能性があります。そこで、例えば、次のような書き方をするなどして読み手に疑問を抱かせないようにする配慮も必要だと思います。 「さらに、私はもう一つ付け加えたい。それは、~」 
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小論文には「%」や「?」は用いない

 小論文には「%」や「?」などの記号は用いない方がよいとされていますので、「%」は「パーセント」と書きましょう。また、「?」は、疑問形で終わる文章の文末に用いられる記号ですが、そもそも小論文では疑問形で終わる文章も控えた方がよいとされていますので、「?」を使わなければいけないような文章は書かないようにしましょう。 そのほか、用いない方がよいとされる記号には、「!」「…」「~」「=」などがあります。
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心身の「しょうがい」は、「障害」「障碍」「障がい」?

 人間の心身に関する「しょうがい」の表記については、法令用語や公用文としては「障害」を用いることになっています。したがって、公務員採用試験を受験する人は基本的に「障害」と表記するのがよいと思います。 しかしながら、人間に対して「害」という漢字を用いるのはいかがなものかという問題提起が以前からありました。そして、「害」を用いない「障がい」や「障碍」と表記する地方自治体なども相当数に及んでいます。 そこで、受験先の自治体によっては、「障がい」や「障碍」と表記することになっている可能性がありますので、設問の中に「障害」以外の表記がなされていたら、それに合わせるようにするのがよいと思います。つまり、設問に「障がい」と表記されていたら、あなたの答案にも「障がい」を用いるということです。
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「より」は比較する場合に、「から」は起点を示す場合に

 公用文表記法によれば、「より」は比較の意味が明らかな場合のみに用い、起点などの意味で用いる場合には「から」を用います。 例えば、「より」は、「AはBより大きい」というように比較する場合にのみ用います。一方、「から」は、「今日から○○を始める」のように起点を表す場合などに用います。 しかし、後者について「今日より○○を始める」というような表記をする例が見られます。一般にも流布しているので違和感を持たない人も多いようです。 しかしながら、改まった文章や試験の答案を書く場合には、これらを混同すると文章力が低いと評価されたり減点されたりする可能性があります。他方、しっかりと使い分けて書いていれば、相当な文章力のある人が書いたものと高い評価が得られるでしょう。特に公務員採用試験を受験する人には書き分けをすることをお勧めします。
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「論じる」コツは社説で分かる

 小論文では「論じる」ことが求められます。 では、「論じる」とは何か。 それは、自分の考え(主題)を具体的事実(論拠)で説明するということです。しかも、論拠を三つ以上にすると論じているという印象が強くなります。 その身近なお手本が新聞の社説です。 新聞は、毎日、自社の論評を掲載しています。 「私たちはこう考える」というものを載せているわけですが、その「こう考える」というのが小論文でいう「主題」に当たります。 この「主題」を社説ではどのように書いているかというと、幾つかの具体的事実を取り上げて書いています。つまり、複数の「論拠」で自社の論評がいかに正当で妥当なものであるかを説明しています。 ですから、新聞の社説の書き方は、小論文の書き方とそっくりです。 斜め読みでもよいので、「この新聞は、主題をどのような論拠で説明しているのかな」という視点で読んでみると、小論文の書き方のコツが会得できるのではないかと思います。 ちなみに、同じテーマでも新聞によって主題が結構違うものです。ある政策について二つの新聞の論評が真逆なことすらあります。 しかし、それでも、それなりに読者を納得させるような書き方をしています。それは、取り上げる論拠が異なるから起きることであり、これも小論文に生かすことができます。ほかの受験者と主題・論拠が違っても、どちらも百点取れるということです。
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「こども」か「子ども」か「子供」か

 これは、常用漢字表と公用文表記法に照らせば「子供」と書くことになります。「こども」と書くと、漢字の書けない人と思われ、減点される可能性がありますので、気を付けましょう。 一方、「こども家庭庁」は固有名詞ですから、こちらの「こども」は平仮名で表記する必要があります。「子供家庭庁」と書くと、省庁名を正確に書けていないということで、これも減点される可能性があります。
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「そのほか」は、「その他」「その外」「そのほか」?

 公用文表記法によれば、「そのほか」と読ませたければ「そのほか」と平仮名で書く必要があります。「その他」は「そのた」としか読ませることができません。「その外」は「そのそと」になります。 紛らわしいのは、2010年(平成22年)11月の内閣告示で新しい常用漢字表が示された際、「他」と「外」を「ほか」と読んでもよいことにされたことですね。常用漢字表では「ほか」と読めるのに、別途出された法令や公用文の作成に関する指針等において、法令や公用文ではそのように読ませないとされたので、分かりにくくなってしまったのです。 先日テレビの字幕を見ていたら「他にも~」という文章がありました。これは、「ほかにも~」と読ませたいのだということは明白です。そして、常用漢字表に従った表記でもあります。しかし、公用文の読み方を当てはめれば「たにも」としか読めない文章ということになります。「ほかにも」と読ませたいなら「ほかにも」と平仮名で書く必要があります。 ということで、分かりにくいかもしれませんが、公務員採用試験を受けるのであれば、役所が平素使っている表記法に従って書いておいた方が減点されずに済むと思いますので、「ほか」は平仮名で書くようにしましょう。
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一つの主張を三つの根拠で説明する

 小論文で重要なことは主題と論拠です。 主題とは設問が求めることに対するあなたの考えです。論拠はその主題を説明するために用いる具体的事実です。 実際の答案を添削していると、主題を複数挙げる一方で、論拠はそれ以下しか挙げていないものがたくさんあります。論拠がゼロという答案もあります。 論拠がないものは論文とはいえません。論文とは主題を論拠で説明する文章だからです。そして、それが「論じる」ということだからです。どちらか一方が欠けたら論文ではなくなります。 高い評価が得られる論文は、主題一つに対して複数の論拠を挙げているものです。二つ挙げてうまく説明できれば合格ラインに達する可能性が高くなります。異なった視点から三つ以上挙げて説明できていれば、ほぼ合格点が得られるでしょう。 例えば、少子化対策についての考えを求める設問であった場合、あなたが「子育てしやすい環境を整えるべき」という主題で論文を書いたとします。その場合、①現状の問題点を報じた新聞記事、②専門家の著書で示された専門的見解、③成功した自治体の取組例、の三つの論拠を挙げて説明したとします。そうすれば、高い評価が得られる可能性がとても高くなります。読み手の納得が得られやすくなり、十分論じていると認められやすくなるからです。
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「ため」か「為」か

 「渋滞のため、遅れた」のような文章の場合の「ため」は平仮名で書くか漢字で書くか、という問題です。これは、常用漢字表を適用すると平仮名で書く方が正解です。常用漢字表は、「為」という漢字を「ため」とは読ませないことにしているからです。一方、「い」と読むことはできるとされていますので、「行為」と表記することはできるということになっています。紛らわしいですよね。 私は、公務員になるまで、「ため」を「為」と書いていました。しかし、公務員になって公用文表記法を教わる研修の中で、それは「間違い」だと指導され、とても驚きました。その後もなかなか「ため」を平仮名で書くことになじめませんでした。 現在でも、テレビの字幕スーパーなどで「ため」を「為」と表記している場合があるようなので、そのように書いている人も少なくないと思います。しかし、公務員採用試験では平仮名を用いるようにした方がよいでしょう。採点官の多くは公務員でしょうから、減点される可能性が高いからです。
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「賛成するわけにはいかない」の「わけ」は漢字で書かない

 「わけ」は、漢字で書く場合と平仮名で書く場合があります。 漢字表記とする必要があるのは、以下のような場合です。「内訳」「申し訳」「訳がある」「どういう訳だ」「訳の分かった人」 一方、平仮名表記の例としては次のようなものがあります。「賛成するわけにはいかない」「のんびりするわけにはいかない」 公用文表記法に従うと、このような使い分けをする必要がありますので、改まった文章にする場合や、公務員採用試験の小論文などを書く際には書き分けることをお勧めします。 覚え方としては、「~するわけにはいかない」という文章だけ平仮名表記にすると覚えておけばいいでしょう。
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「あんな」「こんな」「そんな」は用いない

 小論文やエントリシート、履歴書など改まった文章に「話し言葉」を用いてはいけないとされており、このことについては相当理解されていると思います。例えば、次のようなものです。 あっち、こっち → あちら、こちら、 いろんな → いろいろな ~してる → ~している。 しょうがない → 仕方がない すごく → とても、非常に ~だけど → ~だが ちゃんと → きちんと でも → しかし ~みたい → ~のようだ やっぱり → やはり このような話し言葉を試験で用いると減点されると思いますが、微妙なのが「あんな」「こんな」や「みんな」「けれど」です。 これは、採点基準によっては問題なしとされる類いの言葉ですが、公務員採用試験の場合は用いない方がよいと思います。ややくだけた感じがする表現であり、もし起案した文章の中にこのような言葉が使われていた場合、上司の手が入りそうだからです。例えば「あんな→あのような、こんな→このような、みんな→皆、全員、けれど→けれども、しかし」といった具合です。 そして、そのような「上司」が採点官になることもあり得るので、これらの言葉はできるだけ用いないようにすることをお勧めします。 
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「1つ」では「ひとつ」とは読めない

 常用漢字表を適用すると、「1つ」は「いちつ」としか読めず、「ひとつ」とは読めません。算用数字の「1」は「いち」としか読めないことになっているからです。一方、漢数字の「一」の場合は、「いち」のほか「ひと」とも読めることにされていますので、「一つ」と書けば「ひとつ」と読めることになります。「ふたつ」つは「二つ」、「みっつ」は「三つ」です。 同じように、「1人」では「ひとり」と読ませることができず、「ひとり」と読ませたいのであれば「一人」と書く必要があります。
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「いろいろ」「さまざま」は仮名? 漢字?

 テレビを見ていたら、字幕スーパーで「色々な」「さまざまな」という書き方をしていました。これは新聞記事になると、また違いますよね。 それで、公務員試験を受ける場合にどう書いたらよいかということですが、これは「いろいろな」「様々な」と書くことをお勧めします。これが、常用漢字表と公用文表記法に照らして「正しい」表記の仕方だからです。実際の公用文でもそのように書くので、小論文などの採点官や面接官が公務員であれば絶対に減点しないはずです。 ちなみに、「いろんな」はやめましょう。「話し言葉」とか「くだけた表現」と判断されて、減点される可能性があるからです。
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「とりくみ」は、「取り組み」か「取組み」か「取組」か

  これは、常用漢字表と公用文表記法に照らせば「取組」と表記するのが正解です。したがって、改まった文章や、特に公務員採用試験の答案については「取組」を用いていれば安心です。国が勧めている書き方なのですから。 一方、新聞・雑誌・テレビ(字幕)などでは「取り組み」「取組み」と表記する例が多く、そのせいか多くの受験者も同じように書いています。 しかし、だからといって不問になることはなく、これらは全て減点になると考えていた方がよいと思います。また、このようなメディア界における表記の揺れにもかかわらず、しっかり「取組」と書けている受験者は好評価につながる可能性が高いと思います。
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「できる」か「出来る」か

 これは、公用文表記法によれば「できる」と表記するのが正しいので、公務員採用試験を受ける人は「できる」と書いた方がよいと思います。 なお、「できるだけ」も平仮名表記なのですが、「できだか」とか「よいでき」の場合には「出来高」「良い出来」と漢字表記になりますので、注意が必要です。
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