小論文試験の解答の中には「論じていない」文章がとても多いと感じています。設問で書くように求められている自分の考えは書けているのですが、ただそれだけという文章がとても多いのです。それでは論文にはならず、合格点をもらうことは難しいと思います。
作文と論文の違いは、自分の考えを事実をもって説明し、読み手の納得が得られるように書いているかどうかです。この「事実」を「論拠」とも言いますが、この論拠のない文章は論文とは言えません。そして、論拠がほとんどない小論文の解答がとても多いのです。全くないものもあります。
良い論文とは、複数の論拠を取り上げて、自分の考えについて多くの読み手の納得が得られるように書いているものです。そして、論拠を取り上げて説明していくことが「論じる」ということです。
社説は、その新聞の主張を幾つもの論拠をもって説明し、その主張が正当・妥当なものであることを読者に伝えようとして書かれています。そこで、小論文の書き方について悩んでいる人は、是非参考にしてみることをお勧めします。