これは、あなたがすべき仕事でしょ?と言っているあなた、Dタイプ?

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ビジネス・マーケティング
こんばんは!エグゼクティブコーチのJunです。 

会社でよく、「これはあなたの部署の仕事だから早くやってくれ!」「これはあなたがすべき仕事でしょ?」と言っているようでしたら、Dタイプかもしれませんね。一生懸命に言って回っている人。

 でも、なかなかしてもらえないから、更に仕事をすべき論を話して回らなければなりません。

 もうお分かりの通り、そんなことを言われると、仕事をしてあげたくなくなってしまいますよね。なので、仕事をすべき論を言われた人は、そんなの私の仕事ではない、今忙しい、等と反対することを考える事になります。

 仕事をすべき論を言う人は、仕事を一生懸命頑張っている、会社のためにも頑張っている、だからみんな会社の為に一生懸命やるべきだ!すぐにやってくれ!という人が多いですね。頑張っています。熱意もあります。なので、自分たちは正しいことをしていると考えます。そして、役割上は正しい場合が多いです。

 しかし、人は感情で動く動物です。好きだったり嫌いだったりすること、とても重要ですよね。そして、人の感情の重要性や行動パターンは、人それぞれであり、日々の活動に大きくかかわっています。

 表紙のDiSC分析がとてもよい例です。私は日々これをもとに感情をコントロールするようにしています。

 私は、右下のi寄りのSです。人々が心を安定して活動し、チームワークを重要視しています。ですので、チームとしてうまくいくのかをどうしても重要視してしまいます。

 Sは、反対のDの人との相性が良くありません。Dの人は、支配的で強引なところがあります。スピードも速く、相手が理解していようがどうしようが関係なく主張する傾向があります。

 左下のCの人は、決断するのに時間がかかる人です。きちんと理解し、正しいかどうかの材料を集めてからじゃないと、判断できません。

 iのひとは、明るくて熱意はありますが、論理的な話し方をする人ではありません。

 どんな人たちか、イメージが浮かんできましたでしょうか?

 数年前に、社員全員でDiSC分析を受け、D, i, S, Cに別れました。大体が、周りの人が思っている通りになりました。本人よりも、周りの人がそう思うほうが近いようです。

 そして、それぞれの考えについて主張しあいました。まさに、下の図のような主張が繰り広げられました。

 ですので、Dやiのひとは、Cの人に対しては時間や情報を十分に与え、ついてきているかどうか確認する必要があります。

 Cのひとは、時にはできない理由ばかり考えてしまうので、Dやiの人の情熱やスピード感を理解したうえで、いつまでに返答するからちょっと待ってくださいね、と言わないとお互いにストレスになってしまいます。
 Sの人は、チームワークを決まり以上に重視したり、八方美人になってしまうところを時にはルール通りにきちんと合わせる必要もありますね。

 すべき論のひとは、Dの人が多いですが、すべき論に対して、Cのひとは論理的に断ってきますし、Sの人はチームワークを乱されることにいら立ちます。

 孤立しないためにも、先ずは相談し、相手のペースで物事を考えるようにしてあげると反発せずに仕事をしてもらえることができるのではないでしょうか。

 相手が悪い、正しいことを言っているのだからきちんとやれ、はやくやれ!ではない、別のアプローチをしてみると良いのではないかなと思います。

 お互い様ですが、相手を変える前に自分が変わることが大切ですね。相手は自分の鏡です。

 DiSC分析、ぜひ会社の皆様でやってみてくださいね。
本日も最後までお読みいただき、大変ありがとうございます。素敵な一日をお過ごしください。


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