おはようございます! 本日の日経新聞では働きたいシニアを積極採用とありました。ノジマも上限を撤廃したとの事。皆様の会社での定年は何歳でしょうか?
海外で働いたときにびっくりしたのは、アメリカでは年齢について制限を設けること自体が差別であり、定年は無いんです。日本では「40歳まで」 なんて事が募集には書いてあることがありますが、アメリカの募集でそのようなことは書いてありません。
また、元気なご老人が結構働いていますよね。最近は日本でも、マクドナルドに行くと、働いている人もお客さんもご老人が多いですよね。90年代の話ですが、日本ではマクドナルドは若者のたまり場と思っていましたが、アメリカに行ったらご老人のたまり場でびっくりしました。今や日本のマクドナルドも同じようになってきました。
ということで、定年がない国アメリカでは、仕事を辞めるときはHappy retirement リタイアおめでとう!です。老後を生きるだけの経済力を得たという事は、Happyですよね!早く十分なお金と自由な時間が欲しいものです。
パナマに住んでいた時、お仕事でお付き合いのあった社長さんが、40歳になったらリタイアするんだ。と、言っていました。まだお子さんも小さいけど、自由な時間を得ることができる、仕事をしないで済むというのは、本当にうらやましいですね。
一方、私のような一般庶民はどのように生きる糧を得ていくかは重要な問題です。サントリー社長の45歳定年は衝撃的で思わず本音が出てしまったのだと思いますが、ご自分はどうなの?と皆さん思われたと思います。
「45歳定年制にして、個人は会社に頼らない仕組みが必要だ」という発言ですが、新浪社長は三菱商事を44歳で退社されています。45歳というのはご自身の経験から出た数字でしょう。
役職定年を多く設定している会社がある以上、一定の会社に居続けることは実質難しくなっていると思います。
「45歳定年」という言葉だけ切り取られると衝撃を受けますが、個人としてスキルをつけておく必要がある、とおっしゃられているのだと思います。
人生100年設計の時代です。同じ職場で一生働き続けること自体が難しいと思います。どこかで学びなおしをして、次のステップに早めに移ることがリスクを下げると思います。
そのためのリカレントのサポートや機会は大きく増えています。政府も日本の経済成長のためにも、リカレントを推奨しています。
日本もアメリカのように年齢を差別として社会が考え始めるかもしれません。スキルのある人を年齢に関係なく受け入れるためにも、定年を廃止し、社員のスキルアップや魅力ある会社づくりに力を注ぎ、年齢に縛られない会社づくりが必要です。
個人としては、人生100年時代を乗り切るには、45歳を一つの区切りとして第2の人生を乗り切るスキルをつけておきたいですね。
本日も最後までお読みいただき、大変ありがとうございます。素敵な一日をお過ごしください。