[新人研修]26.感謝してはたらく

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皆さんは初任給で何を買いますか?洋服?スマホ?旅行?良いですね。親に何か買ってあげる?素晴らしい!みんなで拍手しましょう。

 私は初任給で親に何か買うことはしませんでしたが、その代わりに両親と弟、そして当時まだ元気だった祖父を、私の当時の職場であるUSJのプレオープン招待しました。これが私の場合のファーストキャリアでの恩返しでした。

 これはレアケースですので、皆さんは皆さんなりの形で親への感謝を伝えてください。ちょっと照れくさいかもしれません。でも働くというのは「傍(はた)」を「楽」にすることですから、他の人のことを想えない人は評価に値しないと私は思います。そして、自分の一番身近で、一番の恩人に感謝を示すことができない人が、今後自分の周りに良い影響を与えていけるでしょうか?
感謝の気持ちを形にする方法はいくつもありますが、初任給の使い方を考えるのもその一つです。みなさんが自分で考えてください。初任給は高くはないでしょう。自分で使いたい気持ちも分かります。でも初任給は一生に一回の特別な給料です。これをどう使うかで、一生が変わると言っても決して大袈裟ではありません。しっかり考えてください。

(雑談ネタ)
 孟子は、道は身近にあると説いています。『五倫』では「父子親あり、君臣義あり、夫婦別あり、長幼序あり、朋友信あり」とし、親子の愛情をそのトップに置いています。

 また古代ローマの哲人キケロは「感謝は最高の美徳であるのみならず、他の全ての美徳を生み出す源だ。」との言葉を残しています。

 洋の東西、対象となる人を問わず、感謝をすることは人としてとても大切なことです。お金を稼ぐ苦労を知ることはもちろん、その苦労して稼いだお金を今まで皆さんに付きこんでくれた親への感謝は生涯かけて返していくべきものです。その第一歩として最も使いやすい“ツール”が初任給と考えてみてください。

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