(先週の続きです)
私達は行動のほとんどを潜在意識で行っています。それによって脳のエネルギー消費を抑え、判断のスピードを速めます。膨大な情報から必要な情報を探し出すAIとはことなり、私たちの脳は処理できる情報量に限度があります。私たちの脳は最も必要な情報に集中し、あとのものは経験則に基づいて類推で処理をします。これは原始時代から培ってきた危険回避の本能です。
私はよく自動車の運転で例えるのですが、初心者マークを付けて運転する頃はハンドルの動かし方、ブレーキやアクセルの踏み方などあらゆることを意識して運転しています。ちょっと出かけただけでも緊張も相まってとても疲れます。ところが少し慣れれば誰でも鼻歌を歌いながら無意識で運転できるようになります。これは潜在意識で行動を処理しているためにできる事です。
この無意識の力は非常に強いです。何しろ考えている量もスピードも顕在意識の日ではありません。ですから「気合を入れろ!」とか「意識が足りない!」と顕在意識で潜在意識を変えようとしてもなかなかうまくいかないのです。
(明日に続きます)