新人教育トレーナー研修119 失敗の考え方01
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ビジネス・マーケティング
経験豊富な人とはどういう人を言うでしょうか?
年を取っているだけでは経験豊富とは言えません。同じ業界で長年働いていても、それだけでは必要条件ではありません。ただそこにいるだけでは経験にはならないからです。
経験の量とは失敗の量です。
成功しているような人でも、最終的に成功しているから成功しているように見えているだけで、実際には多くの失敗を経験しています。誰でも失敗せずうまくできる程度のことであれば、それは簡単なことだということです。そんなことを繰り返しても人は成長しませんし、人的資本の価値も上がりません。起業家の心得として10の事業に失敗しても1つ成功すれば良いという考え方がありますが、打率1割でも成功者になれるということです。逆に、他の人は9三振している間に諦めてしまうということでもあります。
『失敗とは転ぶことではなく、そのまま起き上がらないこと』
20世紀中ごろの女優の残した言葉です。
失敗は、できるだけ経験したくありません。だからそこから逃げ、失敗しないように生きたいと考えます。トレーナーはトレーニーを失敗させないようにさせたくなるものです。しかし失敗をさせなければ経験豊富な人材に育てることはできません。失敗からのリカバリーを体験として教えるためには、適度に失敗を許容し、失敗を教え、時に失敗をさせて耐性を付けさせることもトレーナーの重要な役割です。
『一度も失敗しないことは、自慢にならない。それは上手であるだけだ。10回失敗して11回立ちあがるなら、事はすでに成就している。』
こちらは日本のジャーナリストの言葉です。
人命に関わったり、法に触れるような失敗はいけませんが、人を成長させるには失敗経験は不可避です。失敗について考えていきましょう。
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