特効薬「日にち薬」

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コラム
「保健室まるみ」です。
ココナラで電話相談と
テキストでの相談をやってます。


辛い事やショックな事があって
とても落ち込んでいる時、
その落ち込みから自分を回復させるには、
人それぞれ色々な方法が有ると思います。


けれど、
コレをやったらすっきりさっぱり
100%解消しますー!
なんてすごい方法は無いと私は
思います。


やけ酒を飲んだり、
スイーツを食べまくったり、
友達に慰められたり、
趣味で気晴らしをしたりして、
悲しみや辛さの50%くらい
は癒えるかもしれませんね。



それでもなお残った辛い気持ちを、
皆さんは
どうやって癒やしますか?


そこで昔から言われる「日にち薬」
という特効薬をご紹介します。

これは誰もが持っている常備薬で、
かなり効果がありますので、
その効果とありがたさを
再確認してみましょう。



時が過ぎれば、
段々その辛さが癒えてくる、
忘れていくんですね。
人間の脳は、いつまでも鮮明に
覚えていることが出来ない、
とも言えると思います。


植木理恵著
『「つい凹んでしまう」から抜け出す本』
P34から引用しますが、


人間には忘却本能というのがあって、
ネガティブな出来事が起きた最初の
ネガティブ感情を100%とすると
その4ヶ月後には50%くらいに、
6ヶ月後には10%くらいに下がり、
対象への興味が薄くなっていくそうです。


これは「考え疲れる」という
ごく自然な飽和現象だと
植木先生は書いておられました。



私もこれまで、
この日にち薬にどれだけ救われたことでしょう。

本当に忘れっぽい私の脳みそに感謝する
瞬間です。

ハッキリ言って、
それしか手が無いという時もあります。

時間の長短の差は人それぞれ有ると
思うのですが、
この薬を使えない人はいないので、
ありがたく使って行きましょう。


その日にち薬を使う時に、
ただじーっと一人で部屋に座っている
だけだと
効果効能が少なくてもったいないです。



何か行動しましょう。
何でも良いです。
誰かにしゃべる、
運動する、
仕事に打ち込む、
黙々と家事をする、
寝る、
読書する。



「今、日にち薬が効きつつ有るよ」
って自分で思いながら、今出来ることを
やってみて下さい。

きっと昨日よりはマシで、
先週よりはマシで、
先月よりはマシ、
って思える日が来ると思います。

ではまた。

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