2024年12月21日は冬至です。
今年もあと少し。時間の流れがほんとに早いですね。
今回は2024年の冬至から来年の春分までの3ヶ月間のついて、どのようなエネルギーの流れを持つのか、ホロスコープを使いリーディングしていきます。
まずは、アセンダント(1ハウスの起点)は蟹座であり、その蟹座の守護星である月から見ていきたいと思います。アセンダントの守護星は、そのホロスコープ全体を引っ張っていく役割があると考えられています。
その月は、乙女座にあります。
乙女座は実務能力、分析力、調査力があります。完璧主義で堅実、実際の場面で役に立つ能力でもって周囲に貢献していきます。
そして月は2ハウスの終わりに位置し、もう少しで3ハウスに入る場所にあります。2ハウスから3ハウスに移行する乙女座の月というところで考えると、乙女座が象徴する力を確かなものにし(2ハウス)、さらにその力を自分を取り巻く日常の中でどう使っていくか(3ハウス)ということになろうかと思います。
この月は、真向かいにある魚座の土星と対峙します。
魚座は、受容性が高く自分と他人の境界線が曖昧なので、犠牲を払い他の人を助ける性質があり、また、癒やしや浄化という意味もあります。土星は規律、忍耐、試練、責任などを表します。
魚座の土星もまた、8ハウスの終わりから9ハウスに移行しようかという位置にあります。これは、深い人間関係の中で、自己犠牲を払い請け負った負担や重荷(8ハウス魚座土星)を、9ハウス(哲学、思想)でその体験にどんな意味があったのかというテーマで追求していく事を示しているのではないかと思います。
秋分図では、8ハウスは山羊座にあり、そこに冥王星がありました。秋分図のリーディングでは、「山羊座は会社などの組織と深く結びついて依存してきた社会構造を表していて、そこに冥王星が入り、そのシステムを壊している」とお伝えしました。
今回の冬至図では、8ハウスは、あらゆるものを受け入れ、赦し浄化をしていく魚座になっています。冥王星が破壊したことでこれまでの社会構造が生み出した問題点が明るみになり、そして魚座土星が、その歪みから受けてきた傷やしがらみの中で恩恵もすべてをまとめ上げ、癒やし浄化する、という配置になっていると考えます。
この体験から、9ハウスではどう自分なりの哲学をつくっていくのかということですね。
この魚座土星と向き合う乙女座の月は、この魚座土星の浄化をどう整理し自分の中に落とし込むか、そしてその作り上げた哲学をどう具体的活かすのかに、取り組みまされることになると思います。
乙女座は何事もきちんとしたい完璧主義の性質を持ちますが、会社などの組織から要求されることに答えていくことで自分の価値を見出してきたかもしれず、また、これまで会社深くつながることで得てきた恩恵と同時にそれに伴う負担や傷もあったことと思います。
ですが、8ハウス魚座土星のそのような組織との清算によって、「期待に答えられない自分は価値がない」という思い込みを手放す機会が与えられるのだと思います。
そして、魚座が作り上げた哲学を、日常に組み込んでいく取り組みをスタートさせるのだと思います。
ただ、さらにこの乙女座の月と魚座の土星のラインには、双子座木星が関わりをもっています。
双子座は情報を司り、木星は拡大を示します。
この双子座木星は、この月と土星の取り組みについて、多くの情報、見方、複数の選択肢を示してくれそうですが、それが多すぎてかえって混乱を生むかもしれません。
どの情報が自分にとって最も意味があるか、本当に重要なものはどれかを見極める必要が出てくることもありそうです。
また、双子座の木星は11ハウスにあり、月と土星の取り組みをネットワーク(11ハウス)内で共有し、その中のコミュニケーションによって、クリアしていくことも考えられますね。自分ひとりでは抱えきれない痛みを他者との対話を通じて解放されることもあるかと思います。他の人の経験が自分の取り組みのヒントになるかもしれませんし、逆に自分の経験が他者の助けになることもありえ、癒やしが促進されると考えられます。
一方で、痛みを公開することで、批判や無理解による意見に可能性もあります。単なる情報交換の場ではない、共通のテーマを持つ仲間のグループの中で安心して語り合える場所で取り組みを進められるとよいですね。