9月22日は秋分です。
今年も暑い夏でしたので、秋が待ち遠しいです。まだまだ暑い日は多いですがあともう少しで乗り越えられますので、頑張っていきましょう。
今回はその9月22日の秋分図のホロスコープをリーディングしていきます。秋分図のホロスコープは、次の冬至までの世の中のモードを読み解くものとなります。
ホロスコープの中でとても目を引くのが、太陽、月、天王星、冥王星がつくる大きな三角形とそこに海王星がプラスされた凧のカイトのような配置です。
天王星、冥王星、海王星は時代を表す天体です。これらの3天体は位置している星座の終盤にあり、新しく次の星座に入る準備段階にあります。つまりこれから時代は大きく変わろうとしているということです。この3天体に今年の秋分図では、向かう方向を示す太陽と心のありようを示す月が関わります。
冬至までの3ヶ月間、新しい社会に向けて、世の中がどのようなモードになっていくか、ホロスコープから読んでいきます。
まず、太陽・月と天王星・冥王星がつくる三角形ですが、これは協力関係で結ばれた三角形です。
天王星は改革、冥王星は破壊と再生を意味し、両天体ともこれまでのものを終わりにする力をもちます。天王星と冥王星が位置している牡牛座と山羊座は地の星座であり、現実的で実質的なものを示しますので、現実社会が大きく変化していることを示します。天王星も冥王星も位置している星座の終盤にあるので、その改革・破壊も最終局面を迎えています。
天王星・冥王星についてもう少し詳しく見ていくと、
天王星が位置する牡牛座は経済や物質に価値を置く星座なので、その改革を表します。天王星は、分離や手放す力も意味しますから、お金や物質を所有する欲を手放していくというふうにも読めます。天王星は12ハウスにあり、12ハウスは、隠された場所や実体のない世界、潜在意識などを示す場所なので、心の奥底にある所有と物質的なものに恵まれる快適さに対する執着や、これを失うことへの潜在的な恐れを開放していくということなのかもしれません。
この天王星の近くには双子座に入ったばかりの月が位置しています。双子座は情報収集やコミュニケーションに関わる星座ですが、近くに位置する天王星の影響で、物質的なものに価値を置く社会の改革のヒントとなるような情報を集めてくると考えられます。「隠された場所」や「実体のない世界」ハウスにある月なので、小説や漫画など空想で描かれた世界、あるいは顔の見えない交流ということでインターネットからの情報やそこで描かれた理想の社会像からヒントを得るのかもしれません。
けれども、双子座には木星(拡大・膨張)もありますので、情報過多にもなりそうです。さまざまなところから情報を集めてきてカオス状態に。
一方で、著名人が発信したからとか、一般人のつぶやきだからとかそういう優劣をつけることなく、取り入れようとする姿勢はあります。
また、冥王星は8ハウスの山羊座にあります。山羊座は、人が集団をつくって目的を達成させたり、成果を上げるための仕組みを象徴する星座で、組織や主従関係がしっかりした縦社会の構造に関わります。そして8ハウスは、人や対象物と深く関わり合う場所。8ハウス山羊座はこれまでの会社などの組織と強く結びついて依存してきた社会を表していると思います。そこに破壊の冥王星ですから、その社会構造を変化させるときであると読めます。
つまりこの天王星と冥王星のつながりは、物質的所有を重視した価値観とそれを満たすための社会構造を変化させる力を発揮させているといえます。
さらに天王星と冥王星は、4ハウス天秤座の太陽とも協力関係にあります。
太陽は、向かう方向を示し、天秤座は公平・バランス・調和に関係します。4ハウスは、基盤・自分の居場所などを表します。
山羊座が目指してきた社会が、成果を上げるために上下関係を重視した社会構造で合ったのに対し、4ハウスの天秤座太陽は、皆が平等な立場で意見を出すことができ、その意見を公平に聞くような集団づくりがなされるのではないかと思います。
そして、この4ハウスは衝突を避け、皆で仲良くやっていくということが目的ではなく、4ハウスは乙女座で始まっていますので、乙女座の要素を土台にした天秤座ということになります。乙女座は、完璧主義で調査力・分析力があり、実務力に優れルールを重んじます。職場であれば、業務連絡は的確で、秩序と効率が整った基盤の上で、天秤座の公平と平等の力を発揮することになるのではないかと思います。
ですからこの協力の三角形は、天王星と冥王星が促す変化と、公平と平等を重視する集団の形成が結びつき、新たな社会構造を築く基盤となっていくということではないかと思うのです。
太陽と月は両方とも新しい星座に移動したばかりですが、少し前まで、太陽も月も天王星と冥王星と同じ地の星座にいました。それまで、改革と破壊の天体に合わせ、どう地の星座をあとにしていくのかというモードにあった太陽と月が、先に地の星座を抜け出て、その後どうしていくのかに意識を向けたというふうにも見えますね。
あるいは、これまでの社会構造が崩れてきている状況から自分たちの居場所
を守るために、役職や肩書に関係なく意見を拾い上げ、皆で協力し合おうということもあるのかもしれません。
さらにこの「三角形」には、冒頭で申し上げたように海王星を加えると、凧のカイトのような形をつくります。この海王星と正面で太陽は向き合っています。正面で向き合うというのは、常に視界に入り、意識させられることになりますので、太陽は海王星の影響を受けて力を発揮していくことになります。
海王星は魚座にあり、魚座の海王星は夢や理想、あるいは浄化や癒やしを意味します。海王星がある場所は10ハウスで、10ハウスは社会的役やキャリア、到達する目標を表す場所です。
海王星も魚座の終盤にあり、これは12星座のサイクルを一旦終えて、また新たに牡羊座からスタートしようという位置にあります。魚座の海王星は、これまでをまとめ、そこから夢や理想を描き、また新たに牡羊座からスタートさせようとするのかもしれません。または、社会的地位やキャリアを築く過程で抱えた重責やトラウマを浄化したり手放しをする力になるとも考えられます。
この海王星の力は、天王星と冥王星の興す変化を助け、天秤座太陽の新しい集団形成に影響を与えるでしょう。
ただ、魚座の海王星はとてもイマジネーション豊かで、現実離れした夢や理想を描く可能性もあります。現実離れした夢や理想が、向かう方向を示す天秤座太陽を振り回すことがあるかもしれません。この点は注意していきたいです。