【投資・業界分析】5G業界

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さて、本日は5G業界の分析を行っていきます。

まず、5Gとは何か?

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5Gとは、「超高速」「超低遅延」「多数同時接続」といった特徴を持つ高スペックの通信を使うことで、今まではできなかったことが可能になるシステムです。

ちなみに無線通信システムは約10年周期で更新されていおります。
5Gは第一世代(1G)~第四世代(4G)に続く新しい第五世代の移動通信システムで、国内では2020年3月に商用化されたばかりです。

まだ、スタートして間もない業界ですが、数年後にはあらゆる産業に大変革をもたらすと思われる業界です
例えば、遠方にある機械をほとんどタイムラグなく操作したり、複雑な作業をこなしたりすることもできるようになる。センサーから大量の情報を瞬時に取得できるため、AIと組み合わせた性格な予測にもつながることになります。
事業の例で言うと、医療の遠隔操作による手術などが実現するといいですよね!
他にはコンビニの無人化や無人運転などにも利用されます。


5Gの業界規模は??


5Gの業界規模は国内で46.8兆円(5Gによる経済効果、2020年代、総務省「電波政策2020懇談会」参考)となっております。

2019年の国内モバイル通信の回線総数は約1億9,000万回線。2020年に始まった5Gは新たなIoT機器の接続需要増加などによって全体のパイを押し上げる形で普及し、2024年には全体の3割弱(6,000万回線)に達すると予想されている。(IDC Japan参考)

5Gで変わる企業・業界は??

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5Gは様々な業界に変革をもたらします。
キャリア(KDDI・ドコモ・ソフトバンクなど)は特に上記の図が例となりますが、「BtoBtoX」の仕組みとなります。

まず、法人に通信や技術を提供します。その提供を受けた法人は技術を活用してXの個人や法人にサービスを提供して対価を得ます。
ここに5Gを読み解くセンスが問われます。

キャリアが5Gによって変革をもたらされるのは当たり前ですし、そんなことは誰でも想像できます。
投資家はXに対してどのような価値が提供されるか、どのような企業が価値を作りだすことができるかを察知することが求められます。
それが出来れば投資で勝てます。

そうしましたら5Gで変革が予想される業界をいくつか例示します。

①モビリティ

・代表企業:7203トヨタ自動車
      7267ホンダ

②建機

・代表企業:6301コマツ
      1802大林組
      1801大成建設

③コンテンツ

・代表企業:4676フジ・メディア・HD
      9409テレビ朝日HD

④IoT

・代表企業:6501日立製作所
      6736サン電子

⑤セキュリティー

・代表企業:9735セコム
      2331ALSOK

⑥医療

・代表企業:2413エムスリー
      3694オプティム

⑦交通

・代表企業:9064ヤマトホールディングス
      9020東日本旅客鉄道
      9302三井倉庫HD

業界分析は投資において非常に重要です。
マーケット規模や動向などのマクロを知ることは基本中の基本です。
少しずつで良いので色々な知識をインプットすることを心がけてください!!


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