大人はピアノがうまくならないのか?

記事
音声・音楽

ピアノは子どものうちに始めないとうまくならない?

ピアノって 「子どもの習い事の定番」だし 「小さい時なら習ってないと弾けない」 なんてイメージも強いと思うんです。
でも実はそれ、完全な誤解です。

小学校の頃を思い出してください。クラスに1人や2人、すごく上手にピアノを弾く子っていませんでしたか?でもそれって 「少なくとも5年くらいは習っている子」で、しかも「毎日きちんと練習する子」 なんですよ。
 「子どもだから早く上達する」 というのもゼロではないけど、シンプルに"長い時間ピアノを弾いてきている"から上手に弾けるんです。 

つまり、「大人だから、なかなか上達しない」と思われがちですが実はそんなことなくて。 単純に、練習の総量の問題が大きいんです。 (正しい練習ができているか、は大前提として・・・) 

大人からピアノを始める・再開することのアドバンテージ

それから、 大人にアドバンテージがある場合もあるってこともわかってほしい。
 習い始めの小さい子どもは 
・力があまりない
・経験や語彙が少ない=理解に時間がかかる

対して大人は
・一定の力がある
・ 知っている曲がたくさんあり、語彙も多い =理解が早い

たしかに…と思いませんか?

さらに、子どもの場合は 「将来演奏家になるかも」「先生になるかも」 って、可能性が広がるように基礎練習をたくさんしますよね。でも、基礎練習って特に子どもにはつまらないんですよね…。それがきっかけでピアノを嫌いになっちゃうという子も少なくないのが事実。

大人が好きな曲を弾くのであれば、基礎ばかりに注力する必要はありません。ピアノが好き!と思えることが 上達するのにいちばんいい状態です。
 (※もちろん基礎的な技術があると、上達も早いし弾ける曲も増えるので、弾きたい曲に合わせた基礎練習を上手に取り入れることが必要だと思います)

自分が好きな曲を弾くことのメリット

好きな曲を弾くのは、たくさんのメリットがあります。 いちばんは "メロディーやリズムが頭に入っている" ということ。ピアノを弾くということは「頭で指示を出して指で再現すること」 だからです。ドレミのどこを弾くか、どんなリズムなのか、どれくらい音をのばすか…。それらはすべて、ただ指が動いているのではなく、頭で指示を出しているんです。

特に楽譜を読むことに不慣れなうちは、元々知らない曲を弾けるようになるまではとても時間がかかります。逆に「その曲が大好きで知り尽くしている!」という状態だと、指に的確に指示が出せるため、上達しやすいわけです。

子どもで、ピアノ教室に通っている場合は好きな曲ばかり弾けるわけではありません。むしろカリキュラムや教材が決まっていて、みんながやる曲をやる、という場合が多い。
でも大人なら? 知っている曲、特に好きな曲を練習できる。楽しいから頑張れる、すると上達する。 これ、とっても良いサイクルだと思いませんか?


大人が演奏するピアノは、ものすごく魅力的

計5年ほど音楽教室に勤めていたのですが、とても記憶に残っているのが毎年の発表会です。 演奏者本人のコメント付きで曲紹介をすることもあったので、どんな気持ちで曲を弾くのか知ることができるんですね。たとえば「家族との思い出の曲を弾きます」とか 「大好きな映画の主題歌を弾きます」とか。

大人になって始めた方やブランクが長い方は拙い演奏かもしれませんが、気持ちを込めて演奏しているから聴いていてものすごく感動するんですよね。 (運営スタッフなので我慢していましたが、実は毎年ウルウルしてました笑)

そんな発表会が終わったあと 「ピアノを始めて本当に良かった。レッスンに誘ってくれてありがとう!」 と生徒さんに言われた時は、心が震えました。 

いつからでも、いくつになっても楽しめるのがピアノ 

だって、演奏するのは自分だから。 誰かと一緒に演奏して “上手くないから”って迷惑かけるってこともないし、自分の好きな曲を弾いて、自分のペースで上達して、そうやって楽しめるのがピアノです。


ついアツくなってしまいましたが… 「今からでもピアノ始めたら楽しそう!」 って思ってもらえたら嬉しいです。 
ブランク明けの大人におすすめの練習法を出品していますので、そちらもぜひご参考に。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す ココナラコンテンツマーケット ノウハウ記事・テンプレート・デザイン素材はこちら