ココナラで売れている人はどの程度いるのか

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ビジネス・マーケティング
ココナラで出品して売りたいという人は当然いるからこそ登録者数、出品者数が純増している(はず)です。それはよく分かるのですが、だからといって、「ココナラに出したら売れる」かというと、それほど甘くはないはずです。プラットフォームに出したら売れる。その体験を得られるまでの期間はフリマアプリよりは低いと僕は見ています。

1ヶ月で売れるのかそれとも1週間なのかというとそれは不明です。手元にあるデータから色々と見ていきましょう。

少しでも売れないと嘆くのでなく、売れるためにどうすればいいか?シンプルにそこはお客さんに何を価値として売るか、そしてそれを価値としてお客さんは感じてくれるのか。その繰り返しです。これはビジネスにおいて新規事業だとか、個人のWebサービス、ローカルビジネスなどどんなものでも一緒だと僕は考えているからこそ、そこを考え抜くやり抜くことでものすごい良い学びになると思います。

ココナラ出品者数のうち約半分程度しか(も)売れていない(売れている)

売れてない売れているのデータは、直観的には多くの人は売れない構造にあります。これはデータから明らかです。
具体的には、
からココナラサービスを見ると、約56万件あります。正確には出品者は60万人なのでそのズレは気になりますが、一旦おいておきます。
出品サービスでは56万件のうち、売れているかどうかは出品者ランクで絞り込む事ができます。レギュラーランクは累計1件以上ですから、レギュラー以上が売れた実績があるサービスとなります。

それぞれの件数を見ていきましょう。
レギュラー:143,618件
ブロンズ:64,752件
シルバー:9,483件
ゴールド:9,446件
プラチナ:30,073件
となります。合計値は257,192件となります。これらが出品サービスで売上があるサービス、実質=ユーザー数と捉えていいでしょう。
56万件のうち、26万件なので、26/56=0.46=46%が一件以上売れた実績があるサービス≒出品者と言えそうです。これを高いと思うかどうかです。
逆に54%の人は登録して活動していないかもしれませんから、出したら売れないかはまた別問題でしょう。

1ヶ月以内ログインというアクティブ感も大きな目安となる

アクティブ感も指標となります。
最終ログインはかなり目安になると思います。1ヶ月以内にいない人は実質放置か忘れているので、購入者もあえて買わないでしょう。

上の26万件のうち、1ヶ月以内ログインは167,669件となっていて、65%程度がアクティブな出品者となります。そもそもログインしていない=サービスのメンテナンスなど色々と改善ができていないとも言えます。
ついでなので、他のランクの稼働感も見てみましょう。当然ランクが上がるほどログイン比率は高いのではないか?という予想です。

結果はこちらです。
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レギュラーの人はやはり半数もログインしておらず、1ヶ月くらいやって何もないから諦める人もいるんじゃないかなというところでした。実際は分かりませんが。

ブロンズでも87%まで高くなり、意外なのは、シルバーやゴールドでも99%、ほぼプラチナは100%近い率となっていました。1ヶ月はそうなると売れる人からすると、「長すぎる」のかもしれません。

同様に24時間以内など他のもありますから、24時間以内だけ見てみましょう。気になる人はデータを取ってみると良いと思います。

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黄色部分に注目してください。
流石にレギュラーだと11%程度しかおらず、シルバーとゴールドで逆転していますが、プラチナは86%という高さでした。

当然これは因果関係ではないです。相関です。つまり、ログインしているから売れるのではないんですね。ログインしている人は売れている傾向が強いくらいでしかない、わけで、原因と結果ではない点だけ注意してください。

例えばならばログイン毎日すれば売れるぞ!ってわけではないですから。それで売れればいいですが、売れるってサービスの価値がお客様に届いて認められる時ですから、ログインとは別ですよね。

ただ、ログインしていなければおそらく仕様としても購入しづらいはずですから、そこはありますよね。

年間売れた人は61,521人で、販売平均額は206,488円

これはココナラのIRで分かります。IRとはインベストメントリレーションというもので、投資家向け資料です。あなたが投資家でなくても開示されているので自由に閲覧できます。

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例えばココナラの最新の決算でのこの資料は通期なので、2022年期がどうだったかというところです。それが見出しの数字です。

販売UU数というのは売れた人ですが、6万人です。この数字を高いと見るかどうかですが、先のサービス件数からすると、プラチナなど売れている人が3万件(3万人)程度いるとすると、その半数を占めていると。残りゴールドやシルバーで2万人、あとはレギュラーがそこに入るかどうか。当然ランクの上下もあるのでそこまで間違ってないはずです。

この感じがからすると売れている半数はプラチナランクが支えているといってもいいし、また販売額も相当を支えているのではないかとも言えます。とはいえ、一人あたり額が小さくても1万人が1万円(年間)で買えば1億ですから、億だから大きいとは思わないでください。積み上げですね。

販売額は20万円でした。これは売れている人はもっと売っているので、なかなか一概に言えない、平均値でしかないわけです。

とはいえ、まず年間で売れたらこの6万人に入るのですごいとなります。さらにそこで年20万近く売っていたらやり手といえそうです。

上の資料では出品者数は2022年では41万人だったので、ここからするとやはり売れる人は15%程度です。100人で15人。結構狭いと思いますが、どう感じますか?読み取り方はあなた次第です。

いくつかのデータからココナラで売れているとはどういうことか。データを見てきました。直観的にはやはり売れている人は少なく、売るというところが難しく、さらに売り続けるは難しいという印象です。

別にこれはココナラに限らずです。何でもそうですよね。やってみてうまくいく体験がないと諦める。僕もそうです。偉そうな事は言えません。ただ、そこでどうにかできないかとか、こうしてみようと工夫したり面白がれる人が残るというか、そこで継続する。し続けるとか頑張ろうとすると大変ですが、楽しんでどうしていってやろうか。そう考えるといいんじゃないかと思います。

こういったリサーチ的なこともやりますので、今回はココナラネタですが、調べて欲しい事があればお気軽にご相談くださいね。




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