「ピーター・フランクルの『世界青春放浪記』」

「ピーター・フランクルの『世界青春放浪記』」

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ども~、皆さん元気い~~!

「さぁ、もっと幸せに!」が、このブログのテーマです。

たまたま入ったBOOKOFFで、たまたまピーター・フランクル氏の文庫本が目についたので、手に取って「序」をチラ見したところ、ものすごい経歴の持ち主であったことがわかりました。すぐ買いました。

その本は『世界青春放浪記』(ピーター・フランクル著)です。

続編の『世界青春放浪記2』のほうは、メルカリに出品されていたので、こちらもすぐ買って読みました。

ところで“ピーター・フランクル”で誰?

そんな人のほうが多いですよね。僕の年代では「聞いたことある」、「あの人だよね」、「顔を見たらわかる!」っていう感じでしょうか。

ピーターは、僕の5つ上で現在73歳。ほぼ同世代。

僕は、第2次世界大戦後13年経った日本に生まれたので戦争のことはほとんど知りません。とにかく生まれた時は民主主義国家でした。

ピーターは、第2次世界大戦後8年経ったハンガリーに生まれましたが、ソ連(現在のロシア)に支配された共産主義国家でした。

第2次世界大戦では、ハンガリーも日本も敗戦国です。戦後、ハンガリーはソ連共産圏に置かれたので共産主義国家となり、日本はアメリカの実質支配下に置かれたので、民主主義国家となりました。

なんとなく僕は「日本に生まれて良かった」と思っていました。

しかしピーターは自由を求め、単身、ハンガリーを捨ててフランスに亡命します(1979年、26歳)。そして亡命8年後の1987年34歳の時、フランス国籍を取得します。

その翌年(1988年)から日本に定住し、現在に至っています。

日本では、テレビ番組「たけし・逸見の平成教育委員会」(1992年頃放映)で、顔と名前が広まったようです。

この行動力、凄いでしょ!その上、世界的に有名な数学者であり、大道芸人(主にジャグリング)でもあるのです。

ただ実は僕の心に響いたのは、この経歴ではありませんでした。

下記は、BOOKOFFで立ち読みした「序」の一部です。

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ほんの少しでもニコッと笑ってくれるとすごくうれしい。医者が病人を治したときの喜びと少し似ているかもしれない。

誰に頼まれてやっているわけでもないが、大道芸人をしているときのぼくにはその場を明るくする責任があると思っている。

悲しい気分やいやな気分になりたくて大道芸を見る人はいない。みんな日頃の憂さを忘れたいのだ。

だからぼくも、高度な技を披露して感心されるよりも、笑われるほうがずっと幸せだ。

もっとも、いつもぼくが一方的に人々を楽しませるわけではない。落ちこんで孤独を感じる日、ぼくはあえて大道芸をしに街へ出る。こんなときは人々の笑顔がぼくを励ましてくれるのだ。帰り道、体は疲れているけれど、心はすっかり元気になっている。

「ピーターと申します。フランスから参りました」お客さんたちにぼくはいつもこう自己紹介する。

でもこれにはほんの少しウソがある。フランス国籍は持っているし、フランス語も話せるが、自分のことをフランス人だとは思っていない。

ぼくが生まれ育ったのはハンガリーだ。でもハンガリー人だとも思わない。ぼくはユダヤ人であり、ユダヤ人にとってハンガリーはけっして住みやすい国ではなかった。そうした諸々の事情から、ぼくは26歳のときにフランスに亡命した。

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ピーターはユダヤ人です(ハンガリー出身、フランス国籍)。

今、ユダヤ人の国家であるイスラエルは、イランとの戦争だけでなく、パレスチナ人を追い出しパレスチナ自治区を自らのものにしようとしています。

テレビ等でパレスチナの惨状を見るたびに、イスラエルはなぜここまで人を殺せるのか?と思ってしまいます。

しかし第2次世界大戦では、ユダヤ人はナチスに大量虐殺(ホロコースト)された悲しい過去を持っています。

ピーターの祖父母は、ナチスによってアウシュビッツで殺されています。医者だった父親もホロコーストを体験しています。その後、無神論者になります。

そんな過酷な体験をしている親の影響を受けたピーターも無神論者です。宗教的に物事をとらえることに対して批判的なのです。

現在、ハンガリーは民主化され、NATO(1999〜)とEU(2004〜)に加盟し、いわゆる“西側”の一員となりました。

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2年前に行ったハンガリーのドナウ川の向こうの国会議事堂 今は美しい国

それでもピーターはハンガリーには帰らず、無神論者として、この日本にいます。

こんな風に書くと、あたかもピーターは辛く暗い人生を歩んできたように思わせてしまいますが、現実はまったく逆です。

『世界青春放浪記』(〜僕が11ヶ国語を話す理由)と『世界青春放浪記2』(〜僕が日本を選んだ理由)の2冊を読むとわかります。

若いピーターの行動的で、たくさんの失敗をものともせずに前へ前へと進んでいく姿が、コミカルに描かれています。

でもその中に、人間としてのたくましさと物事の本質を見抜く考え方の大切さを教えられます。

はっきり言って“名著”です。

僕は本当に日本に生まれて良かったですが、この幸せは当たり前ではないことを、この2冊の本を読んで思い知らされました。





これからも「四柱推命」を活用しながら、皆さんの幸せのお役に立ちたいと思っています。

次回以降も、キンおじさんのブログ、よろしくね~~。
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