失敗する目立たせ方(チラシ/ポスターetc...)

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デザイン・イラスト
「ここ目立たせてください!あっ、ここも!」
チラシやポスターなどを制作する時に伝えたいことがたくさんありすぎて盛りすぎたデザインになることがあります。
全て目立たせたので、全てが目立たなくなった。なんてこともありえます。
ではどうしたら目立つ物ができるか少しまとめてみます。

・伝えたいことは一つに絞ってあとは捨てる
目立つとはどいうことかを考えてみると周りと馴染んでいない要素(違和感)があることだと考えます。
例えば、日の丸弁当の梅干し。空にかかった虹。白シャツについたカレーうどんのシミなど違和感があると人の目は止まりやすくなります。なのでまずは違和感を作って「興味を持ったら他の情報も見てください」ぐらい気持ちで整理する必要があります。

・目立たせない要素を作る
ドラマに引き立て役が存在するように主役の周りには必ず引き立て役が配置されています。紙面を作る際も主役を目立たせるためにあえて暗い印象にまとめて主役のみ明るい色を使うことで目立たせることができます。

余白
どうしても余白は「余り」と考えられることがあり、ここ空いてるからここに情報を入れたい。となりますが、余白は主役を目立たせるためのスポットライトだと考えてください。余白があるからこそ主役に目がいきます。そのスポットライトが全体を照らすライトになると途端に誰が主役なのかがわからなくなります。余白は「余り」ではなく、「演出」だと考えてください。

目立たせるためには考えが整理されていないとできない物です。
今回は手法をまとめましたが、伝えたい優先順位がまとまっていることが前提でまとめましたので、デザイナーへ発注をしたりする際は、優先順位をまとめると的を得たデザインができます。
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