オフィスが人を変える

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ビジネス・マーケティング
こんにちは。
イマココデザインです。
オフィスのデザインをしています。

人生を変えたいと思うことってありますか?

そういうときは、環境を変えてしまうのが一番の近道です。

環境をどの程度変えたかで人生の変化の量も決まります。

日本30年間住み続けていた人がアフリカのサバンナに引っ越せば
大きく環境が変わります

独身だった人が結婚をすれば環境が変わります

転職をして環境を変えることもできます

新しい習い事を始めるのもありでしょう

環境が変わると出会う人や付き合う人が変化します
それに伴ってあなた自身の考え方も少しづつ変化してきます
自分の内側からの変化を促すのではなく、外側からアプローチしていくのです。そのほうが手っ取り早いことが多いです。

ダメ社員が昇進を機に一気に人が変わったように変化していくという話も
聞いたことがあります。

お給料が変わる。責任の重さが変わる。仕事への向き合い方が変わる。
立場が変わることで思考を変化せざるを得なくなり、人は変わっていきます。

オフィスも同じです。

オフィス環境を変化させることで
そこで働く従業員も変化します
お客様も変化します

私がかつてデザインしたゲーム制作会社のオフィスのお話です。
社員の方のデスクにはエナジードリンクや缶コーヒーの空き缶が
散乱していて、私がオフィスに入っても見向きもされないような
どんよりとしたオフィスでした。

一番の問題は「仕事のメリハリがない」ということでした。
皆さん朝から晩まで(なんなら翌朝まで)デスクに貼りついて
仕事をしていました。

仕事にメリハリがない状態では、生産性はものすごい勢いで下がります。
さらにエナジードリンクなどのカフェインは一時的集中力をあげるには向いているのかもしれませんが、日常的に大量に摂取するのは仕事の効率を上げることにはつながりません。というか体に悪いからやめたほうがいい。

仕事にメリハリをもたせるにはどうしたらよいのでしょうか。
一番簡単なのは「立つこと」です。
座った状態というのは実はやる気をどんどん奪っていく姿勢なんです。

オフィスデザイン的にアプローチできることといえば
「立った状態で仕事ができるデスク」を設けることです。

あとは「運動」や「瞑想」も集中力をアップさせて生産性を高めるのに向いています。このオフィスの場合は、トレーニングマシンを置いたり
五感を遮断できるような部屋をつくって「集中ルーム」として活用しました。

あとは、デスク周りが汚いのは視覚的にも疲れるので「交代制のごみ捨て当番」をルール化して運用することにしました。

これらが功を奏して、オフィスがキレイになったのはもちろん
社員の方にも変化が現れました。

以前は私がオフィスに入っても、疲れきっていて私には見向きもしなかったのですが、リニューアル後は私(私以外でも)がオフィスに入るとちゃんと見て
ペコっと会釈をしてくれるようになりました!
このときの達成感は今でも忘れられません。


オフィス環境は人を変える力を持っています。
オフィスデザインはあなどれないのです。



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